初夏の味わい・ちりめん山椒
「木の芽」とよんで若芽を楽しみ、吸い物や和え物などに使われる日本独特の香辛料「山椒」。春に咲いた可愛い花は、初夏にはたっぷりの緑色の実をつけます。すがすがしい香りと小粒でもピリリと辛い青山椒とちりめんじゃこを使った佃煮は、炊きたてのご飯にのせていただくと最高のごちそうになります。
ちりめん山椒の材料(4人分)
ちりめん山椒の作り方・手順
ちりめん山椒の作り方
1:
ちりめんじゃこはザルに入れ、熱湯を回しかけて汚れを取り除きます。青山椒の実は洗って、塩ひとつまみ入れた湯で10分ほど茹で、冷水に30分ほど漬けアクをとります。水気を切っておきます。
2:
鍋にみりん以外の調味料、昆布だし、酒、醤油、砂糖を入れ煮立たせます。
3:
煮立たせた鍋にちりめんじゃこを入れ、味が染み込みように弱火でじっくりと煮ます。
4:
3の煮汁がちりめんじゃこに染み込み、ほとんどなくなったら、みりんと青山椒を加え弱火で炒るように煮ます。汁気がなくなったら火を止めます。
5:
ザルにキッチンペーパーを敷きその上に広げて冷まし陰干しをします。ちりめんじゃこの水分が抜けカリッとした状態になればでき上がりです。
6:
簡単に作れるちりめん山椒。手づくりすると、塩加減や甘さの調整ができるのも良いですね。
ガイドのワンポイントアドバイス
ちりめんじゃこは、できるだけ細かいものが上品な仕上がりになります。味付けをした後充分水分を飛ばしてカリッとした状態に仕上げます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。