年中食べられるようになった「なす」ですが、6月から9月までが旬で一番美味しい季節です。味は淡白なのでいろんなお料理が楽しめますが、油との相性がよく天ぷらや炒めものなどに使うと美味しくいただけます。 なすにはいろんな種類があります。皮が柔らかく小さな一口なすは山形の辛子漬けなどに使われます。丸く大きな形の丸なすの中では煮物や田楽に使われる京野菜の賀茂なすが有名です。肉質がしまっている米なすは、炒めものや煮物に。果肉が柔らかい長なすには、長崎長なす、仙台長なすなどがあり、煮物やお漬け物に適しています。 珍しいところでは青紫色のアントシアニンの色素が形成されない青なすは煮物に。鉢植えなどで売られている観賞用の白なすは、葉緑素が形成されず白い色です。最近は食べられる用途にも開発されているそうですね。この季節旬のなすをいろいろお楽しみください♪ |
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ナスとサンマの重ね焼き
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1・ナスは3等分に切り水に5分ほどつけてアクを抜き水気を拭き取ります。 フライパンにオリーブオイル大さじ1で両面に焦げ目が付くように焼き、軽く塩コショウを振りかけます。 |
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2・サンマは3枚に下ろし小骨を取り除き、塩コショウを軽く振りかけ薄力粉をまぶします。 | ||
3・フライパンにオリーブオイル大さじ1を加え中火でサンマの皮を下にして皮をぱりっと焼きます。裏返してもう片面もこんがりと焼きます。 | ||
4・ハーブソースを作ります。 バジルはみじん切りにしておき、ソースの材料をよく混ぜ合わせます。 |
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5・お皿にナス、サンマ、ナス、サンマ、ナスと少しずつずらして重ねます。上からたっぷりとソースをかけます。 付け合わせにはベビーリーフなどを添えると美味しくいただけます。 |
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このほかに旬のナスを使ったレシピの数々をお楽しみください♪ |
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(C)Sep.2005
Copyright Tamiko Kuroda
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