スキンケア/スキンケア関連情報

プリ肌感UP!付け方で変わるローション使い

普段何気なくつけている化粧水。付け方を見直すだけで、エステ並みに効きがアップするってホント?

執筆者:森井 真弓


プルプル肌イメージ
ローション使いの差がお肌のプルプル度に現れます
スキンケアに正解はありません。ちまたですごく評判になっている化粧品でも、人によって効果が異なるのは当たり前のこと。「私に合う化粧品ってどれ?」というのは、誰もが思い悩むことですが、こればかりは残念ながら、答えを知っているのはあなたの肌だけなんです。

次から次へと発売される新商品すべてを試せたらいいけど、それは金銭的にも時間的にも、絶対無理。でも、ちょっと待って。これは効かないという前に、普段のお手入れで、化粧品の効果を最大に引き出してあげているでしょうか?


水で湿らせたコットンでパッティングテストを!

パッティング後の手
向かって右が100回叩いた手。水でパッティングしただけなのに、左より透明感があるのが分かります
まず、コットンを水で湿らせて手の甲を100回パッティングしてみましょう。このとき気をつけることは、したたらない程度に多めに水を含ませること。叩くときはそんなに高さは必要ありませんが、真上から叩くこと。決してこすってはいけません。

100回パッティング後、テストしていない方の手と比べてみましょう。どうですか?明らかに透明度が増し、キメが整い、ひんやりとしたお肌の状態ではありませんか?水だけでパッティングしてもこれだけ違うのですから、これを化粧水でやったら、どんなに効くことでしょう。


「ローションのダブル使い」がさらにプル肌に近づける!

コットンの持ち方
コットンは人差し指と小指で挟むように…。2枚重ねがベスト。
まず、化粧水の使い方から見直してみませんか?1年通じて肌の乾燥が激しい私は、洗顔後に2種類の化粧水を使っています。ひとつはパッティングしやすいように、水のようなさらさらとした化粧水。もうひとつはとろみのある、ちょっとリッチな化粧水です。

最初にさらさらしたタイプの化粧水で、顔全体を100回ほど(回数は正確でなくても、1分間とかでもOK)パッティング。このとき、先ほども書いたように、絶対にこすってはいけません。あくまでも真上から、皮膚を動かさないように叩き込む。こすったり、いろんな方向へ皮膚を引っ張ってしまうと、たるみやしわの原因になってしまうんです。

100回ほど叩き込むと、肌がひんやりして、多少の赤みや吹き出物も鎮静するのがわかります。赤みも吹き出物も、要は炎症。肌を冷やすためにも、たっぷり化粧水を含んだコットンでパッティングすることは、有効というわけです。

次にとろみのある化粧水を両手のひらに伸ばし、肌を包み込むように押さえます。このときも決してこすってはいけません。たとえば洗顔後に顔を拭くときも同じです。上から下へこするように拭くと、頬のたるみへ繋がります。しわをつくりたくなかったら、皮膚は極力引っ張らないのがお約束!

そして、ギュッギュッと肌に押し込むように化粧水を入れていくと、最後には水分がきちんと肌に入ります。化粧水だけでも肌がみずみずしくふっくら。仕上げはクリームの油分で、せっかく入れこんだ水分が蒸発しないように蓋をします。付け方は、とろみのある化粧水のときと同じです。両手に伸ばし、肌を包み込むように…。

「朝は時間がなくて、とてもじゃないけどやってられないわ~」という方も、ここはだまされたと思って1回やってみてください。最初は、パッティングとクリームだけでもOK。その後は必ず日焼け止め、それでファンデーションでOKです。美容液だのアイクリームだのたくさんの種類を、ささっとつけるよりも、化粧水とクリームをエステでしてもらうように丁寧につけるだけで、肌が蘇ってくるはず。お試しあれ!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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