ローション使いの差がお肌のプルプル度に現れます |
次から次へと発売される新商品すべてを試せたらいいけど、それは金銭的にも時間的にも、絶対無理。でも、ちょっと待って。これは効かないという前に、普段のお手入れで、化粧品の効果を最大に引き出してあげているでしょうか?
水で湿らせたコットンでパッティングテストを!
向かって右が100回叩いた手。水でパッティングしただけなのに、左より透明感があるのが分かります |
100回パッティング後、テストしていない方の手と比べてみましょう。どうですか?明らかに透明度が増し、キメが整い、ひんやりとしたお肌の状態ではありませんか?水だけでパッティングしてもこれだけ違うのですから、これを化粧水でやったら、どんなに効くことでしょう。
「ローションのダブル使い」がさらにプル肌に近づける!
コットンは人差し指と小指で挟むように…。2枚重ねがベスト。 |
最初にさらさらしたタイプの化粧水で、顔全体を100回ほど(回数は正確でなくても、1分間とかでもOK)パッティング。このとき、先ほども書いたように、絶対にこすってはいけません。あくまでも真上から、皮膚を動かさないように叩き込む。こすったり、いろんな方向へ皮膚を引っ張ってしまうと、たるみやしわの原因になってしまうんです。
100回ほど叩き込むと、肌がひんやりして、多少の赤みや吹き出物も鎮静するのがわかります。赤みも吹き出物も、要は炎症。肌を冷やすためにも、たっぷり化粧水を含んだコットンでパッティングすることは、有効というわけです。
次にとろみのある化粧水を両手のひらに伸ばし、肌を包み込むように押さえます。このときも決してこすってはいけません。たとえば洗顔後に顔を拭くときも同じです。上から下へこするように拭くと、頬のたるみへ繋がります。しわをつくりたくなかったら、皮膚は極力引っ張らないのがお約束!
そして、ギュッギュッと肌に押し込むように化粧水を入れていくと、最後には水分がきちんと肌に入ります。化粧水だけでも肌がみずみずしくふっくら。仕上げはクリームの油分で、せっかく入れこんだ水分が蒸発しないように蓋をします。付け方は、とろみのある化粧水のときと同じです。両手に伸ばし、肌を包み込むように…。
「朝は時間がなくて、とてもじゃないけどやってられないわ~」という方も、ここはだまされたと思って1回やってみてください。最初は、パッティングとクリームだけでもOK。その後は必ず日焼け止め、それでファンデーションでOKです。美容液だのアイクリームだのたくさんの種類を、ささっとつけるよりも、化粧水とクリームをエステでしてもらうように丁寧につけるだけで、肌が蘇ってくるはず。お試しあれ!