「宅配便です」と言われたら、つい玄関ドアを開けてしまう…そんな習慣が身についていませんか? 玄関ドアは自分と家族を守る最後の砦。開ける前にちょっと考えて、安全を確認しましょう。

強盗は玄関から「ピンポ~ン」とやって来る!?

来訪者は誰だ!?
来訪者は誰だ!?
平成20年11月18日に埼玉県さいたま市で、元厚生事務次官夫妻が自宅玄関先で殺害され、同日、東京都中野区でも元厚生事務次官の妻が男に刺されるという事件が発生しました。

「宅配便です」「お荷物です」と誰かが来ると、つい信用してドアを開けてしまうものですが、玄関先にいたのは刃物を持った人物だった……という恐怖の出来事は、来訪者があるとすぐに玄関ドアを開けてしまう習慣を持っている人たちにとって、いつ自分の身に起きてもおかしくない事柄だと認識すべきだといえるでしょう。

自宅=我が家というのは、どこよりも安全であるべき場所です。その安全なはずの場所が一瞬にして犯行現場になってしまう危険性があるのは、外とつながる、いってみれば外の危険を招きいれる部分である玄関ドアなのです。本来、家族が出入りするときや親しい人物を招いたとき以外は常に閉ざされていて、書留郵便物や荷物など配達員から直接ものを受け取る場合に限り、安全を確認してから開けるべき場所です。

「電話が鳴ったら取る」ように、「宅配便です」と言われて玄関を開けてしまうのは、防犯的には望ましくありません。しかし、現実には、多くの人は何も疑わずに「は~い」と、場合によってはハンコを用意してまで、ドアを開けているかもしれません。

万が一の危険から身を守るためには、「安全のための手順」を忘れないようにする必要があります。自身を、家族を、危険から守るために、「宅配便です」と誰かが来たときに備えて、ちょっとしたコツを覚えておきましょう。


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