この捨て方で個人情報を守れ!
ハサミと油性ペンはゴミの個人情報処理の必需品! |
ゴミの量やシュレッダーを購入する必要性は各自違いますので、「絶対になくてはならないもの」と断言するものではありませんが、一台あるだけで情報漏洩を防ぐ大きな力となることは間違いありません。もちろん、機械を使わなくても、手で千切っても、ハサミで切り刻んでもいいのです。
とにかく、個人情報が記載された部分は確実に「判読不能」にしてからゴミを捨てることです。古い通帳や書類なども、知られたくない情報部分をやはり塗りつぶしてから、できれば、黒の油性ペン等で塗りつぶし(念を入れるなら裏表塗る)てから、シュレッダーにかけるか、ハサミか手で千切って捨てるといいでしょう。さらに、ゴミを数回に分けて捨てれば万全です。
通常の手紙、年賀状などを処分するときも、差出人の情報も守るようにして捨てましょう。年賀状などはスキャナーで読み込み、データとして保存すると場所もとらず残すことができます。書類はこのようにデータ保存できるとスペースの余裕にもつながるでしょう。
女性は、下着などの衣類を捨てるときは、ハサミで細かく切り刻んでから捨てるようにしましょう。古いキャッシュカードや有効期限切れのクレジットカードなどは、ハサミで一回切って二つに分けるだけでは復元されてしまう危険性もありますので、必ずハサミでできるだけ細かく切ってから、やはり数回に分けて捨てましょう。
ゴミ集積所に収集日以外に捨てるとゴミを探られる危険性が高まりますので、できるだけゴミ収集車が来る直前に出すようにしましょう。たかがゴミ、されどゴミ。個人情報を探られないように正しいゴミの捨て方で、しっかりと自分の個人情報流出を防ぎましょう。個人が出す個人情報の管理は自己責任です!
その他、個人情報流出の危険性について、下記の関連ガイド記事をご覧ください。
■表札や郵便受け、洗濯物→「表札や窓からも漏洩する個人情報」
■ストーカー被害→「後ろのストーカー」
■子どもの個人情報→「子どもを犯罪から守る7カ条」
■かかってきた電話→住所を教えたのは誰?
■パソコンの処分に関しては、オールアバウト「企業のIT導入」サイト、水谷さんのガイド記事パソコンを処分するその前にをご覧ください。