を先にご覧ください。
これまでの経緯
東京地方裁判所 |
当初、業者側は「少額裁判」の取り下げをしようとしたのですが、被告(二十代男性)側も、裁判所をこれを認めませんでした。大阪簡易裁判所において提起された「少額裁判」を東京簡易裁判所に移送を申し出て、これが認められ東京簡易裁判所で行われることになりました。
東京簡易裁判所で第1回が行われたところで、東京地方裁判所において通常裁判に移行しました。本訴に対しては、契約内容の詳細について原告に釈明を求め、原告の釈明があった段階で、その内容に応じて主張立証を行うことにしていました。
さらに、9月に不当請求に対する「慰謝料等請求」(請求額110万円)の反訴、同時に原告が訴状で主張する「調査会社」を被告として、プライバシー侵害を理由に、「損害賠償請求訴訟」(請求額110万円)の別訴を提起しました。裁判所に対して、3つの裁判を同時に行うように要求して、これまで裁判が2回行われてきましたが、いずれの期日も業者側は出廷せず、何らの進展も見られませんでした。
第3回裁判
1月25日(火)午前、東京地方裁判所の50名着席可能の法廷で、第3回の裁判が行われました。弁護団は、女性3人、男性6人の弁護士たち。そして二十代男性の被告(原告)です。業者側は代理人も当人も誰ひとり顔を見せませんでした。今回は被告(原告)である二十代男性の尋問と、次回期日を決めただけでした。次回期日は2月4日(金)でしたが、これは訴状の提出のみで終結して、3月22日(火)に判決が出されることになりました。今回は、本訴の被告であり反訴と別訴の原告である二十代男性に、弁護士からの尋問が行われました。男性はまず、「宣誓証書」に署名捺印をして、「良心に従って真実を述べ、何ごとも隠さず、真実を告げることを誓います」と宣誓して、証言台に座りました。
裁判は公開のものであり、内容について公表することには問題がないということです。そのため、当サイトでは、できる限り忠実に再現したいと考えます。尋問の様子をガイドの傍聴記として、次ページ 以降に書いてありますので、興味がある方はぜひご覧ください。
この後、2月4日(金)に次回第4回期日となりましたが、この日は証拠の提出のみで終結しています。
3月22日(火)に行われた第5回期日の判決内容に関しては、3月23日にアップしている「架空・不当請求裁判」に判決! をご覧ください。
→ガイドの傍聴記.2p