―うんうん。サトシはなんだか、お兄さんみたいな感じだね。
頼れる兄貴っていうか (〃∇〃) ☆
―ま、男のことでも何でも相談があったらいつでも言ってくれよ。
―わかったー。うれしい。これからもよろしくね m(_ _)m
サトシとサヤカのたわいもないメールの交換は続いた。ときおり、サヤカからのメールが途絶えることもあったが、サトシはサヤカからのメールにはマメに返信した。決して会おうとしない上、いつでも必ず返事を寄越すサトシに、サヤカは絶対の信頼感を持つようになった。
1年経過…
サヤカにボーイフレンドが出来たときも一緒に喜んでくれた。サヤカは悩みを打ち明けたり、男心について相談したりということもあった。翌年の夏、メル友としてのつき合いもやがて1年になろうかという頃、サヤカはボーイフレンドとの別離をサトシに報告した。―別れちゃったよー(; _: )
―でも、そんなに悲しそうじゃないな
―えー、そんなことないよー。o(><;)o o(;><)o でも、サトシみたいな男だったらよかったのにな。理解があって。
―サヤカと同じ年の男じゃ、女に理解なんてあるわけないよ。
―へぇー、そうか。でもサトシだってそんなに年が違うわけでもないじゃん?
―1年でも上は上さ。1年分の経験の差があるだろ?
―うーん。でも、サトシは違うな。もっと大人って感じがする。
―僕は理論派なんだ。
―今度会わない?
私、サトシの彼女になりたいなー(*/∇\*)キャ