置き忘れの荷物に警戒
もし、置き忘れてしまうと、このような時期ですから「爆発物かも!?」ということで、万が一、爆発物処理班の出動にでもなったら大変です。よく、忘れ物をする、という人はとくに注意するようにしましょう。自分は荷物を置き忘れないように注意する、そして、目に入る他人の荷物、とくに置き忘れられた様子の荷物にはさらなる注意が必要です。
道路を歩いているときは植え込みに不審なモノがないかよく見るようにして、駅などの人の多い場所では、置き忘れた荷物がないか、さりげなく周囲に視線を巡らして注意するようにしましょう。
自分のそばにある不審な荷物に気が付かずにいて、もし、それが爆発物だったら? 考えただけでも恐ろしいことになりそうです。自分の周辺だけでも一人一人が気をつければ全体の注意につながります。
もし不審物を見つけたら?
不審な荷物等を見つけたら、決して触れたりせず、所有者が付近にいないようであれば、警察やその場所の責任者に「通報」しましょう。万一、身近に爆発音を聞いたり、爆発現場に遭遇した場合は、「その場に伏せる」ことです。
また、建物のそばで、ガラスや飛び散った破片などが降り注いで怪我をすることが考えられるので、できるだけ頭部を守るように、手荷物があれば頭の上にかざすようにしましょう。
もし、何も持っていなければ、上着を脱いで被るようにしましょう。雑誌や新聞紙を広げて頭の上に持つようにすれば何もないよりは役立つでしょう。いずれも飛散物から火がつかないように気をつけましょう。
そして、すみやかにその場を離れるようにしましょう。
意表をついて、すぐそばで第二の爆発があることも考えられます。パニック状態になることは誰しもですが、周囲を見回して、なるべく広い空間のある方向へ避難するようにしましょう。
不審物に注意して、近づいたり、うっかり蹴り飛ばしてしまわないように気をつけましょう。
爆発物はどこにある? あなたのそばに不審物はありませんか?
なお、ガイド記事・コラム「あなたにもできるテロ対策」でも、不審物に対する注意事項等を記載しております。この機会にぜひもう一度ご覧ください。