午は火にて果つる


「午(うま)は火にて果つる」~干支(えと)でいう「午の日」には火事が多いということわざがあります。

先の11月14日の「防犯メールマガジン」でも、昔は午年生まれの女性は花火師と結婚できなかったらしい、という話を書きましたが、いろいろな言い伝えがあるものです。

「丙午(ひのえうま)の女は男を食う」丙午の年に生まれた女性は、結婚すると相手の男性を死に至らしめる、などということわざもあります。

陰陽思想によると、「丙~ひのえ」も「陽の火」、「午~うま」も「陽の火」で、火の勢いが烈しく強いというところから、「丙午の年には火事が多い」という迷信が生まれ、また、この年に生まれた女性は気性が強いと言われるようになった、とのことです。

そのため丙午の年生まれの女の子は結婚しづらいので、その年の出生率が下がる、ともいわれていました。もともとは迷信なのですから、惑わされることはないのですが、60年に一度やってくる丙午。最近では、1966年昭和41年が丙午の年ですが、今年2002年に36歳になる女性はいかがなものでしょうか。

花火師と結婚できなかった、というのも危険な花火を扱うのに、丙と午が両方とも火を表す丙午生まれの女性は危ない、つまり火の気は危ない、その年生まれの女性は避けた、ということでしょう。

火災の多い年?


「三の酉(とり)まである年は火災が多い」とも言われています。11月に酉の日が三度ある年、ということで、昨年平成13年、そして実は今年、平成14年2002年も三の酉まであります。

今の時代には非科学的で合わない話かもしれません。いずれにしても放火事犯は増加傾向にあり、昨年秋以来の東京町田市内の連続放火事件、また愛知県名古屋市内での連続放火事件など、このところ放火事件が目立つような気がします。

古い話では、1977年昭和52年11月以降、東京新宿で「火曜日の放火魔」という34件の連続放火事件がありました。(翌78年1月に逮捕されています)。月曜日が定休日だった男が月曜日になると歌舞伎町に出かけ、翌朝まで過ごし、その帰りがけに放火していた…ので火曜日に放火事件が発生、「火曜日の放火魔」とよばれたのです。

→あかうま・あかいぬ・あかねこ