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洗い流さないトリートメントの実力を探る!(2ページ目)

数年前から洗い流さないトリートメントは、「トリートメント効果が高い」と認識され、ヘアケアに欠かせないものになりつつあります。今回は、洗い流さないトリートメントについて、その実力を探ります。

執筆者:All About 編集部

洗い流さないトリートメントの効果的な使い方

洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントは、根元10cmのところから毛先につけましょう。頭皮にはつけないように!
洗い流さないトリートメントには、さまざまなタイプの製品があり、それぞれで仕上がりが異なるようです。また、タオルドライ後にすぐつけるもの、ドライヤーで乾かした髪につけるものなど、使い方もいろいろ。使い方や仕上がりで選ぶと良いでしょう。

・オイルタイプ……油分が多く配合されているので、髪をコーティングする効果が高いのが特長。つけてすぐツヤ髪になれます。つけすぎると重い仕上がりになりますので、使用量に注意が必要です。
・ミルク(乳液)タイプ……オイルタイプよりもさらっと髪になじみ、しっとりとした仕上がりになります。
・ジェル(美容液)タイプ……髪の内部への浸透力が良く、保湿と髪のダメージをカバーする効果があります。
・ミスト(スプレー)タイプ……手を汚さずに、さっと髪全体につけることができます。スタイリングローションとしても使えます。

いずれも、なるべく頭皮につかないよう、根元10cmぐらいから毛先にかけてつけるようにしてください。頭皮につくとべたべたしたり、毛穴がつまったりする原因になります。シャンプーできれいになった頭皮からは適度な皮脂が出て、頭皮と髪の根元を保護してくれますので、トリートメントの必要はありません。

ダメージヘアには、洗い流すトリートメントとの併用を

普段はどちらか一方で良いと思いますが、髪のダメージがひどい場合は、洗い流すトリートメントと併用しても良いでしょう。シャンプー洗い流すトリートメントブロー洗い流さないトリートメントの順番で使うのが効果的です。

洗い流さないトリートメントで環境保護を

以前、「衝撃! 髪には個人情報が詰まっている!?」の記事でもご紹介したように、リンス・コンディショナー・洗い流すトリートメントは、98%が水に流れていってしまうと言われています。想像してみてください。日本の女性のほとんどが、毎日洗い流すトリートメントを使い、そのほとんどが海に流れているということを──。

このような環境保護の観点から考えると、私は洗い流さないトリートメントだけで十分ではないか、と思います。

私がおすすめするのは、生物分解性がよく、水にもよく溶けるアミノ酸系シャンプーを使い、タオルドライ後、洗い流さないトリートメントを少量つけて髪を保護します。それからブローをして、乾いた髪にもう1回洗い流さないトリートメントをつければOKです。

これからも、洗い流さないトリートメントはさまざまな製品が開発されていくでしょう。私たち一人ひとりが「環境保護」の観点から商品を選べば、近い将来、洗い流さないトリートメントがヘアケアの主流になるのでは、と私は考えます。

【関連リンク】
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