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洗い流さないトリートメントの実力を探る!

数年前から洗い流さないトリートメントは、「トリートメント効果が高い」と認識され、ヘアケアに欠かせないものになりつつあります。今回は、洗い流さないトリートメントについて、その実力を探ります。

執筆者:All About 編集部

洗い流さないトリートメント
「効果が高い」と注目されている洗い流さないトリートメント。さまざまな製品があります
数年前までは、さほど注目されていなかった「洗い流さないトリートメント」。現在は「トリートメント効果が高い」と認識され、各社からさまざまな製品が登場し、ヘアケアに欠かせないものになりつつあります。今回は、洗い流さないトリートメントについて、その実力を探ります。

洗い流さないトリートメントとは?

洗い流さないトリートメントとは、髪を乾かしてからつけるトリートメントのことを言います。「アフターバストリートメント」「アウトバストリートメント」「ヘアエッセンス」「トリートメントウォーター」など、さまざまなネーミングがついているようです。オイルタイプ、ミルクタイプ、ジェルタイプなど、形状もさまざまです。いずれも洗い流さないことで、成分が髪に長くとどまっているため、効果が高いと感じる方が多いのではないかと考えられます。

効果は洗い流すトリートメントと同じ

トリートメントには、毛髪に収着(内部に浸透)し、損傷をカバーして髪を健康にするという役割があります。洗い流さないトリートメントも成分的には、洗い流すトリートメントと同じような役割があると考えて良いでしょう。主に、ツヤを出すためのシリコン系の物質と保湿成分、油分で構成されています。

洗い流さなくても良い理由

ではなぜ、洗い流さなくて良いのでしょうか。洗い流すトリートメントには、「陽イオン(カチオン)界面活性剤」が、洗い流さないトリートメントよりも多く入っています。陽イオン界面活性剤には柔軟、帯電防止、ホコリの吸着防止などの効果があるのですが、皮膚に刺激を与えることもあるため、洗い流すことを前提にして多く配合されています。

洗い流さないトリートメントは、タオルドライもしくは乾いた髪に直接つけるので、流れて頭皮に付着するということは少なく、頭皮への影響はほとんどないと言えるでしょう。ただし、洗い流さないトリートメントは、製品によっては油分が多く配合されているものもあるので、付けすぎるとベタベタしてしまうことも。それぞれの製品に書かれている使用量を守るようにしてください。

次ページでは、洗い流さないトリートメントの効果的な使い方を紹介します。

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