出産後の抜け毛の対処法
1日に10~20分で良いので、自分自身のお手入れをしてあげましょう。ストレス解消にもつながります! |
生活リズムを整える
22:00~2:00の間は、副交感神経が優位になる時間です。その間に、細胞から老廃物が出ていき、栄養が入っていきます。もちろん、毛母細胞も生まれ変わります。赤ちゃん中心の生活になるとはいえ、その時間には睡眠をとれるようにしたいもの。授乳の時間を工夫して、生活リズムを整えましょう。イソフラボンを積極的に摂取する
赤ちゃんのケアで、お母さんはゆっくりと食事をとる時間がないと思います。ついつい、いいかげんな食事になってしまうことも。せめて大豆製品を多く摂取するよう心がけましょう。大豆製品には、エストロゲンと似た働きをするイソフラボンが多く含まれていますので、抜け毛の改善につながります。<参考:大豆製品のイソフラボンの含有量(目安)>
厚揚げ1枚 120.6mg
冷やっこ1/2丁 74.3mg
豆乳200ml 71.4mg
納豆1パック 63.7mg
マーボ豆腐1皿 50.0mg
いなりずし3個 44.1mg
枝豆100g 27.3mg
豆腐の味噌汁 19.2mg
育児の不安やストレスを解消する
育児の不安からくる精神的なストレスと、睡眠不足などによる身体的なストレス。この両方を取り除けば、抜け毛は改善されることと思います。育児の不安は、パートナーや母親、同じ悩みを持つお母さん仲間に話すことで、少しでも解消できることと思います。赤ちゃんのケアに関する本や、インターネットなどで情報を得るのもよいでしょう。
また、出産後は、自分をゆっくり眺めることができないために、シャンプーや頭皮ケア、ブラッシングがおろそかになりがち。そのため、1日100本ほど髪は自然に抜けていますが、久しぶりにブラッシングしたり、シャンプーしたりして、たくさん抜けているような印象を受けていることもあります。
赤ちゃんが眠っている間に、顔ヨガや頭皮のツボ押し、ブラッシングなどをして、自分のお手入れもしてあげましょう。
ヘアケアのほかにも、骨盤のゆがみを解消する骨盤体操をするのもよいでしょう。1日10分~20分で構いません。自分の時間を持つことで、ストレスが解消できることと思います。