掃除/大掃除

外周りの大掃除は、冬到来の前に済ませて!

まだまだ10月、でも師走まで後、たった1ヶ月?! 本格的大掃除シーズンを前にした「今(10月)のうちに」済ませたいお掃除ポイントが、実はあります。さあ、時期指定、この「外周り」に注目!

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

軽装
10月はまだ汗ばむような陽気の日もあるくらいに暖かい。屋外の掃除も軽装でできる。だからこそ!

まだまだ10月……と思っている貴方! 実は師走まであと1ヶ月チョットしかありません。
「大掃除なんて先の先」と言っている間にお歳暮の手配を! とか年賀状がまだ! とか忘年会が! とか、とか、とか……。
「ハッ」と気づいたら除夜の鐘が鳴っていたというパターンは避けたいですよね。
だからウォーミングアップ!早々に始めましょう。10月。でも「まだ」10月だからこそ苦も無く取り掛かれる部分があるのです。まずはソコからやっつけて参りましょう!


【INDEX】
10月だからこそ、ラクに掃除できる?…P.1
住まいの「外周り」は結構、汚い…P.1
ベランダ、窓、網戸、ガレージ、優先順位をつけて!…P.2


10月だからこそ、ラクに掃除できる?

2005年10月の、東京の平均気温は19.2度。ちょっと涼しいとはいえ、普段着にエプロン程度で全然大丈夫な気温です。しかし、これが12月ともなると平均6.4度と、一気に寒くなります。さすがに上着も着ないで屋外にいたら風邪をひいてしまいそうな気温ですよね。

10月と12月、これだけ気温差があると、とくに屋外での活動量には、大きな差が出てしまうでしょう。10月には鼻歌で出来るようなことが、12月には震えながらの苦行になってしまう。土地によって、この差はもっと大きかったりするかも知れません。「だからこそ」今のうちに、外周りの大掃除、済ませておきたいのです。
(参考;気象庁『気象統計情報』 気象観測(電子閲覧室)> 観測開始からの毎月の値


住まいの「外周り」は結構、汚い

屋上
テラスや屋上まで、いつもピカピカにしておくのには、かなりの労力がいります。

普段のお掃除を頑張っている貴方。家の中はいつも来客OKな状態。特にトイレとキッチンとリビングは完璧!だったりします。

でも、今日のお客さんったら、とつぜん、洗濯物をべろべろ干してあるテラスに出ようとするんです。「いい紅葉ですねー」なんて言って。嫌だわレースカーテンで見えないと思っていたのに、近づくとガラス窓は雨に打たれたホコリ汚れの水玉模様がいっぱいついているのが目立つし、取っ手の部分にも手垢……。テラスに出る用のサンダルも小汚い! ああ、エアコン室外機も真っ黒だなぁ。
それにしても極めつけは床だわ。洗濯物から落ちる綿ホコリとか、なんか髪の毛も……すみっこでトグロ巻いてるわ……。網戸も! 泥やホコリでベタベタ! もう!
どうして好き好んでこんなとこに出たがるのよ!

・・・

と、まぁ、部屋の中ほど汚れも目立たず、掃除する必要性も低い「屋外」「外周り」って、住人は「見ないフリ」を続けながら生活するのが容易。だから来客時とはいえ、汚れたままであることも多いのです。それは一戸建てにしろ、マンションにしろ同様なので、機会があったら知人宅でもチェックしてみてはいかがでしょうか?(多分、すごーく嫌がられると思いますけど)。

窓一枚しか隔てていないのに、うっかりすると屋外イコール物置と認識してしまっているとしか思えないほどの乱雑さに「堕ちて」しまえるのが怖いところです。バルコニーや、庇(ひさし)の付いている外壁際などに古い家具(カラーボックスなど)が所在無く存在していたり、収集前の空き缶や空き瓶がホコリだらけのビニール袋に入ったまま積んであったり。

こんな、「すわゴミ屋敷発生の原点見たり!」というようなお宅、特にスペースに限りある首都圏においては、存外珍しいものでもないのです(でも真似はしないでくださいね)。

だから。
ここ、寒くならないうちに着手、しちゃいましょう。
「ゴミなんか積んでいないわ」というお宅でも、例えば不用になった子ども用品(穴の開いたビニールプール?)や園芸用品(買ったときについてきた薄っぺらい鉢)や、具合の悪くなった洗濯バサミや布団バサミといった洗濯用品の類が「置きっぱなし」になっていることがあります。ベランダやテラス、ガレージの不用品は、早め早めに収集の手配を!(年末どん詰まりだと混みあいます)。

まだ寒さ到来前なら、ホコリの酷い部分に、水を流して掃除するのも苦になりませんよね。水を使えるお宅なら、デッキブラシや大型のスポンジなどで、汚れの目立つ外壁や床ぜんたいを擦り落としてしまいましょう。泥ホコリで汚れたエアコン室外機や、収納ボックスなども、おおかた水だけで汚れは落とせます。

マンションで水が使えない場合でも、濡らしたスポンジで水分を与え、デッキブラシやたわしで擦り、古着ぞうきん(ウエス)で拭き取る……というプロセスで、バルコニー床や壁面(植木が多いお宅などは、鉢からの跳ね返りの泥汚れが結構付着しています)をキレイにすることが出来ます。

>>>ウエス(古着ぞうきん)の作り方
●All About[住まいを考える]おそうじの友・私の好きな『ウエス』。


次ページ>>>「ベランダ、窓、網戸、ガレージ、優先順位をつけて!」
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます