『ウエス』を使う場所。
Tシャツも1枚を5つのパーツに分けて裁断。籠に詰めれば、こんな感じ。 |
ウエスは万能です。例えばコンロ周辺。すぐにベタベタしますよね。そこに、セスキ炭酸ソーダ溶液のスプレーをシュッシュ!(>>>●All About[住まいを考える]「最小の手間」で「最大の効率」!? 『セスキ炭酸ソーダ』で春そうじ) しばらく汚れを浮かせた後、ウエスでふき取ります。ウエスもべっとり。捨てます。
生ゴミが溜まりやすく、ヘドロのような汚れがすぐに付くシンク、流しの排水口だってウエスでふき取ってしまいます。そしてヘドロごと捨てます。「キッチンペーパータオル」よりも「古Tシャツ」の方が、地がしっかりしている分、汚れを掻き出し、吸い取る容量に長けています。素手でやっても手に汚れが付きません。とても快適です。
キッチンのみならず、例えばベランダの排水溝。知らず知らずのうちにたまった泥汚れ、家の中から出たと思しきホコリと髪の毛が混じった腐った葉っぱの塊。これら、少し湿らせたウエスで掻き出し、ふき取り、そのままポイ。とっても楽ちんです。泥ホコリだらけのエアコン室外機もこれで拭きます。雑巾を洗う手間など、いりません。
トイレ掃除にも活躍。ちょっと手を抜いた便器裏のホコリや、どこからか飛んだと思しき屎尿汚れ。トイレ用洗剤か、クエン酸溶液スプレー(>>>●All About[住まいを考える]『酢』と『重曹』で大そうじ!)を吹き付けて、ちょっと汚れを浮かせたら、一気にウエスでふき取ります。これもそのままポイ。
古Tシャツや下着の中には、ちょっと水分を吸い取りづらくなっているものもあるかも知れません。衣類の柔軟材を多用されてきた場合ありがちなのですが、シリコンコーティングされてしまっているような布でも、洗剤溶液にしばらく漬け置いて作る「手作りウエット(ティッシュじゃなくて)ウエス」にして活用できます。
この「ウエットウエス」は、漬け置き後絞ってファスナー付きのポリ袋などにストックしておくと、1週間程度はそのまま使えて便利。トイレなどに常備しておけば、子どもが小さくて粗相が多いお家でも、掃除がラクですね。ペットがいるお家でもいいかも知れません(洗剤溶液ではなく、重曹溶液などならより安全です)。
いかがですか? 衣類やリネンを整理して、ちょっと裁断しておくだけ。
用意も簡単で、使い勝手が良く、良心の咎めなく「ポイ」できる『ウエス』。
この機会に、あなたの住まいのお手入れの友に、是非、備えてみてくださいね。