なんとNi-MH2700の撮影枚数は!!!!
さて、ここで2ヶ月ほど電池を放置します。はい、こちらの皿に2ヶ月放置しておいたNi-MH2700とeneloopを用意してあります。
▲大きな意味はないが、レミパンに入れてみた(笑)。 |
えー、さて。まずはNi-MH2700から試してみよう。
カメラは起動するものの、フラッシュの充電に行こうとするところでシャットダウンしてしまう……。何度かスイッチのオン/オフを繰り返してみたが、結果は同じ。
というわけで、なんと記録なし。ゼロ枚だ。
▲やはり通常のニッケル水素充電池では自己放電による容量減は免れない。 |
通常のニッケル水素充電池の自己放電具合、そしてDSC-MZ1の電池消費から考えると妥当な結果ともいえる。
そして、eneloopの撮影枚数は?
そしてeneloop。まず撮影自体は……できる。問題なさそうだ。というわけでカウントスタート。
10枚、20枚……100枚……200枚……え、マジすか? 300枚……383枚撮影したところで、シャットダウン。
▲放置2ヵ月後の勝負ではeneloopの圧倒的なまでの勝利! |
約1割ほど撮影枚数は減少したが、これはなかなか衝撃的な結果だ。
単三電池を使用するデジタルカメラにとっての福音にすらなりえるのではないだろうか。
特に撮影と撮影の間隔が長いユーザーにはオススメできる。
ただし、デジタルカメラの中に入れっぱなしの場合は待機電力での消費されてしまう場合がある。そこで、できれば2セット分 ── 単三2本使用のデジカメであれば4本、4本使用のデジカメであれば8本 ── を購入しておいて、片方を予備電池として満充電した後に保存しておくとすれば運用方法として万全だろう。
今回のテストはかなり驚愕の結果であった。eneloop恐るべし、である。
また、近日中にさまざまな電池を集めての総合耐久テストを予定しているので、こちらもお楽しみに。
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