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ニッケル水素充電池の落とし穴1(2ページ目)

デジタルカメラで多用されるニッケル水素充電池。このニッケル水素電池の性能を最大限に引き出す、充電を長持ちさせる技をご紹介します。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

2週間放置した電池は1/21の性能!

フル充電から2週間放置した電池で耐久テストに突入。
なんとわずかに12枚で終了してしまった。
以前のテストで利用したものに比べ、容量は低いものを使っているものの耐久性に定評のあるニッケル水素充電池とは思えないほどの成績となってしまった。

次に、いま使ったばかりの充電池に充電をしてから、すぐに耐久テストをしてみよう。

今回はソニーの充電器を使ってみた。
充電後の撮影枚数は252枚
なんときっちり21倍もの差がついた。

21倍の差と一口に言うが、これはかなりすさまじい差だ。

放置時間は充電池の性能に大きな意味がある?

どちらも完全に充電したニッケル水素充電池だ。違いは放置した時間のみ。
にも関わらず、2週間放置した電池はすぐ充電したものに比べて1/21の性能となってしまった。

なぜ、このようなことが起きたのか。
これは『自己放電』というニッケル水素充電池の特性に起因している。
自己放電とはいったいなにか?

次は、ニッケル水素充電池の『自己放電』を解説!
Page 3へ)

Page1 ニッケル水素充電池使用時の注意点?
・Page2 2週間放置で放置すると性能はなんと!
Page3 自己放電の対策はコレ!
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