まずは左の写真、琥珀色の液体をご覧下さい。 これはどの家庭にもある調味料です。何だと思いますか? お醤油?だしつゆ?ポン酢?
★3年間熟成させた琥珀色の「美醂」 ふたを取った瞬間、まるでグラッパかヴィンサントみたいにふわっと甘く、果実のような香り。「飲んでも美味しいみりんです」と聞いていたので、すぐにグラスでひと口試してみました。 人工的な甘さやアルコール臭はみじんもなく、ハチミツのようななめらかな甘みとお米のうまみ、ポルトワインのような重厚なコク。それまで使っていたみりんと飲み比べるとその差は・・・。料理に使わないでお酒として飲んでしまおうか、と思ったほど。 白扇酒造株式会社の福来純三年熟成本みりんは、3つの原料のみで造られます。主原料のもち米(たかやまもち)を蒸し、手作業で何度も温度調整をしながら48時間かけて造られる米麹、そして岐阜県産の純米焼酎。熟成にたっぷり3年かけます。詳しい製法はココで(写真付き!)分かります。
★和食にも、フレンチにも、お菓子にも。 とにかく、飲んでも美味しいみりんなのですから料理に使えばいつもの1品が間違いなく数段美味しくなります。特に、緑の豆やふきを使ったひすい煮や淡い味付けで楽しむ野菜のさっと煮や澄まし汁、だし巻き卵、照りを出したい焼き物や煮物で、あなたも是非「違い」を実感して下さい。誰もが作れる定番おかずこそ、差のつきどころ。腕のみせどころ。もしも、技術と経験だけでは届かない何かがあるとしたら、私はコレかもしれないと思います。 さらにこのみりんから、ポルトワインやヴィンサントのような香りを連想した私は、牛肉の赤ワイン煮や鶏肉のトマト煮、オニオングラタンスープなどフレンチ系煮込み料理の隠し味にも必ず使っています。じっくり炒めて出す玉ねぎの甘味の代わりをしてくれているのですね。同じ意味で、カレーの隠し味にも良さそうです。 そして今日は、ふんわり甘~い焼き上がりのカステラに、煮切った福来純三年熟成本みりんをたっぷり使ってみました。
★本当は教えたくなかった秘密の調味料『福来純三年熟成本みりん』のDATAはコチラ↓です。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。