割れた陶器を接着剤で修理・修復!
息子の大事な“牛さんの貯金箱”が……。無事に修復できるでしょうか? |
割れた陶器の修理・修復に必要なもの
割れた陶器を修理・修復するのに必要なもの
- 接着剤(陶器用)
- ヘラや割り箸
- 布(ほこりを拭くため) など
まずはケガに気をつけて、割れた陶器の破片を集めましょう
割れた陶器の修理・修復作業に入る前に、いくつかの注意事項とポイントがあります。落ち着いて、まずは破片をすべて集めてください。あまりにも粉々に砕けているようですと、残念ながら修復は難しいです。
陶器用を使用します。今回は接着したい面積が広かったので、「速乾性」タイプではなく、かなり液体に近いタイプのものを使用しました。接着剤はパッケージの注意事項などをよく見て選んでくださいね。
一片を接着するたびに、十分に乾燥させるので、作業中の陶器は固定する必要があります。ガイドは画像のように、空き箱にタオルをひいて固定させました。皿たてを利用したり、または砂に陶器をさして作業してもいいかもしれません。
割れた陶器の修復・修理は、十分に乾燥させながらが成功のコツ
接着する陶器の面の、ほこりや水、汚れなどを取り除きます。水分が残っている場合は、よく乾かしてから作業をしてください。
割れた陶器のカケラをパズルのように、接着剤で固定して修理・修復していきます。一片を接着したら、十分に乾燥させてから、次の一片に取り掛かります。
接着剤がはみ出た場合、画像のように半乾きの場合はゴム状なので、つまようじなどで取ることができます。ある程度乾いた場合は、綿棒に除光液をしみこませて、ふき取っても取れると思います。
どうしても足りないカケラがあったので、ガイドは粘土で補修しました。画像の右耳のまわりです。乾いた後に、色付けしてもいいですね。接着がすべて終われば、2日程はさわらずに接着剤をさらに乾燥させます。
牛さんの貯金箱が復活しました。見た目は、ひび割れがある感じ。持ち運びには気をつけますが、お金をいれても大丈夫。
取っ手が壊れていたカップも修復。元どおりには使えないかもしれませんが、お花でも飾ろうかと思っています。ちなみに、試しに数回洗ってみましたが、大丈夫でした。
陶器の破片でケガをしないよう、くれぐれもお気をつけください。また修復後も、接着面がずれていると、ケガのもとになるので、きちんとあわせて接着してくださいね。
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