最近ではblogを使った情報発信をする企業も増えています。一方で、従来のHTMLを使ったホームページの需要も衰えていません。今回は、これからホームページ(以下HP)制作の仕事を始める方や、HPの作り方を勉強したいという方に、HP制作能力認定試験をご紹介します。
ホームページの進展
HTMLの基礎を固めてHP制作をしよう! |
尚、ホームページを制作する場合、デザイン性も重要ですが企業や製品紹介では文章を入力します。文章が早く、正確に入力できれば制作効率も上がります。前回のガイド記事では、キータッチ2000というキー入力能力の検定をご紹介しています。ホームページ制作の勉強と合わせて行なえばより効果もあがるでしょう。
ホームページ制作能力認定試験の概要
■試験の目的などホームページ制作能力認定試験は、サーフティが行なう民間の能力検定試験であり、HTML編集ソフトを利用して、デザイン性のあるHPを作れる人材を育成することを目的に実施されます。
■試験方法
試験は試験会場に設置してあるパソコンを利用して実施されます。出題はHPを作るための問題が出されそれに沿って実際にHPを作る実技試験です。HPを制作する上での基本知識を持っており、標準的なHPを作ることができれば認定されます。尚、試験時間は60分で、受験料は3,750円(税込)です。
試験会場は全国にあります。下のURLから近くの試験会場を選んでください。
試験会場検索
申請方法の流れ
■試験の内容
試験はHPサンプルが出され、そのサンプルの通りにページを制作します。サンプルどおりにページが作れるかどうかで判定されます。
サンプル問題と正答例
■合格のために
本試験に合格するために専用の教科書や、試験対策実施校もあります。尚、本試験は実技試験ですので机上の勉強だけでは合格しません。まずは、自分でいろいろなデザインのHPを作ってみて実践の腕を上げることが重要です。
試験対策教科書
試験対策実施校
ホームページの制作方法
HPを作る場合、1人の人がデザインからHTML化まで全て行なうケースと、デザインは専門のデザイナーが行い、別の人がそのデザインをHTML化するケースがあります。つまりHPはデザインそのものを行いう作業と、それをインターネットで公開できるようにHTML化する作業があるのです。デザイン自体の良い悪いは主観的な部分があるので(同じデザインでも人により受け取り方が違う)、試験としては実施しにくいため、本試験では予め与えられたデザインをHTML化する作業に焦点を当てています。デザインまで含めたHP制作を行いたい方は、別途デザインの勉強をするといいでしょう。ちなみに、現在デザインまで含めたHP制作を行なう方はたくさんいますが、多くはデザインの専門的な勉強をしたわけでなく、制作会社に入ってから先輩などに教えてもらったケースが多いと聞いています。その意味からも、まずはHTML化という技術的な部分をしっかりとマスターすることが必要ですね。<関連情報>
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