前々回のガイド記事で「あなたに合う資格」ということで、エクセルやワードの検定試験をご紹介しました。IT関連の資格と聞くと、情報処理技術者試験を思い浮かべますが、一般の企業の中では、情報処理技術者試験よりもより実務的なエクセルやワード検定の方が有益なケースがあります。今回は、エクセルやワードを使いこなし、今の仕事の精度や効率を上げたいという方に、エクセル、ワードの3級検定の受検方法についてご紹介します。
あなどるなかれ3級検定
ちょっとパソコンをいじっている方なら、エクセル3級なんて簡単さ!と思っている方もおられると思います。通常に仕事でエクセルやワードを使っている方でも、3級に1発で合格するのは難しいかもしれません。なぜなら、体系だった教育を受けた訳でなく、自分流で使っている方が多いからです。まずは3級受験で自分の力を確認し、もし不十分ならテキストを使い体系だった勉強をしてください。ちなみに、3級のサンプル問題をご紹介します。もし、1つでも不正解なら基礎から勉強するほうがいいですね。Excel表計算処理技能認定試験 3級知識 サンプル問題(pdf形式)
Excel表計算処理技能認定試験 3級実技 サンプル問題 実技正答例ファイル(pdf形式)
受験する気になったら
上のサンプル問題を解いてみて、受験する気になった方は試験要領を確認しましょう。試験要領には、試験の目的、合格基準、試験時間、試験の種類などが掲載されています。まずは試験の概要を知って本当に受験するか検討しましょう。
エクセル・ワードをマスタして、仕事に役立てよう! |
エクセル検定の要領
ワード検定の要領
勉強するには
エクセル、ワード検定には筆記試験と実技試験があり、いずれも専用テキストが発売されています。テキストを使って体系的に勉強することが実力アップの秘訣です。尚、試験勉強の時のセオリーとして、教科書(テキスト)は1つにするというものがあります。教科書は1つにして、それで徹底的に勉強する。不足する部分があれば、参考書として別の書籍を参照するという方法がいいでしょう。ある程度、エクセルやワードを使っている方でしたらテキストをさっと確認する程度で合格するでしょうが、これから勉強する方は、3ヶ月くらいの期間で計画を立てられたらいいでしょう。エクセル検定に使えるテキスト
ワード検定に使えるテキスト
また、独学でなく学校に通って勉強する方法もあります。独学だと「忙しいとので、今日は勉強やめよう」なんて言えますが、学校に通っているとそうもいきません。通学形式で、徹底的に勉強したい方は、ぜひ試験対応講座実施校に通って勉強してください。
試験対応講座実施校検索
試験を申込むには
勉強がある程度進んだら、受験しましょう。試験は、全国のパソコンスクール等で実施しています。下の検索画面から、受験したい会場を選び直接申し込みをしてください。受験方法
エクセル検定受験会場検索
ワード検定受験会場検索
それでは、皆さんの検討をお祈りしています。がんばってください。
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