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情報処理資格 ソフトウェアエンジニア(2ページ目)

今回は、ソフトウェア開発の専門家である、ソフトウェアエンジニアについてご紹介します。

執筆者:坂田 岳史


ソフトウェアエンジニアの資格

それでは次に、ソフトウェアエンジニアになるために有益な資格をご紹介します。

基本情報処理技術者
情報処理技術者試験の中で、最も基本的な資格です。ソフトウェアエンジニアを目指す場合、まずは基本情報処理技術者を取得することがいいでしょう。学生でも資格取得できますので、ソフトウェア開発企業に就職する場合は、ぜひ取得したい資格です。

ソフトウェア開発技術者
基本情報処理技術者にくらべると、少し知識も経験も必要です。プログラマからスキルアップしてソフトウェアエンジニアになる場合、ぜひ取得したい資格です。

C言語プログラム能力検定
1級、2級、3級のクラス別受験ができます。3級は入出力に関する出題など比較的初級者向けですが、1級では変更仕様書の作成まで求められます。C言語に特化したソフトウェアエンジニアを目指す方には最適でしょう。

VBプログラム能力検定
C言語同様、1級、2級、3級のクラス別受験ができます。それぞれの内容は次の通りです。
【1級】
Microsoft Visual Basicを駆使し、実務に耐えうるWindowsプログラムを作成することができる。
【2級】
Microsoft Visual Basicに関するプログラミング能力を有し、ファイルシステムとグラフィックを活用した実行ファイルを作成することができる。
【3級】
Microsoft Visual Basicに関する基本的なプログラミング知識を有し、基本的なコントロールを活用した実行ファイルを作成することができる。
(株式会社サーティファイのHPより引用)

Javaプログラム能力検定
C言語同様、1級、2級、3級のクラス別受験ができます。3級ではJavaの基礎、Javaの扱うデータ、演算子、制御文、クラスとメソッドが出題されます。2級では、クラスと継承、変数とメソッド、例外処理、アプレットがなどが出題されます。1級では実際のプログラミングの試験もあります。Java系のソフトウェアエンジニアを目指す方は、挑戦してはいかがでしょうか。

このように、ソフトウェアエンジニアはシステム開発において重要な人材です。一方、優秀なソフトウェアエンジニアになるためには、知識の修得と共に実務経験も必要です。まずは、実際にソフトウェア開発の経験を積み、そして資格試験に挑戦してさらにスキルアップしてください。

<関連リンク>
真のソフトウェアエンジニアとは
ソフトウェアエンジニアリングセンター
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