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「合格体験記」Vol.1 アプリケーションエンジニア対策(2ページ目)

アプリケーションエンジニアの効果的な受験対策について、合格者にインタビューしました。

執筆者:克元 亮

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効果的な受験対策とは

--- 合格した時の受験対策について、ポイントを教えていただけますか? まず午前科目から・・

午前への対策としては、過去3年分の過去問題がのっている書籍をひたすら解き、間違ったところを重点的に勉強しました。また、会社などで、午前過去問題のメールマガジンを流し読むだけでも、結構、頭に入ったと思います。

--- やはり過去問ですか。過去問は、「最良の学習教材」とよくいいますからね。午後Iも同じですか?

午後Iでは、過去問題を解くことしかやっていません。ただ、解き方としては、色々と試行錯誤した結果、次の方法をとりました。

試験の時間に合わせて解答時間を決め、1問30分間で取り組みます。はじめは、問題を読んで頭の中で答えを考え、正解と照らし合わせて、なぜ間違ったのかを考えるようにします。これを、過去問題3年分、通してやります。

次に、同じ問題について、鉛筆で書き込みながら解いていきます。問題文の重要キーワードを丸で囲んだりもしますが、設問で指定された文字数制限に答えの表現を収めるためにも、実際に、紙に解答を書いて確認していきました。

--- 最初に3年分を通して頭の中で考えていく、というのはユニークですね。午後IIはいかがですか?

ここが、最大の難関でした。どうしても、うまくいかない。まさに、「論文アレルギー」の状態。
最初は、論文について、どのように書けばよいのか、ぜんぜんわかりませんでした。いわゆる、作文や業務報告書の域をでないような解答ばかりを書いていたと思います。

--- それはみなさんが苦労される点ですよ。で、どのように突破したのですか?

書籍のアプリケーションエンジニア合格論文集」を読んでから、論文の書き方がわかってきたと思います。

--- ほう。それは私が執筆している書籍ですが,うれしいですね。どのように活用されたのですか?

まず、書籍にのっている論文から自分の経験に合いそうなものを選び、原稿用紙に書き写しました。次に、その論文の固有名詞などを、自分の経験したものに書き換えるアレンジをしてみました。このアレンジを、2作ぐらいやってみると、論文を書くコツのようなものがわかったんです。それから、1つ新たな自作論文を書いてみると、論文アレルギーがなくなっていたように、記憶しています。



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