国債・債券

【2026年10月8日から募集開始】個人向け国債・固定3年を金利2.07%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

2026年10月8日から募集開始した個人向け国債・固定3年(第197回債)の金利は「2.07%」です。もし個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合、最初の利払い日にはいくら受け取れるのかを解説します。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

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2026年10月8日から募集開始した個人向け国債・固定3年(第197回債)の金利は「2.07%」です。今回は、個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合、最初の利払い日にはいくら受け取れるのか、計算してみましょう。

固定3年を金利2.07%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?※画像:amanaimages
固定3年を金利2.07%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?※画像:amanaimages

個人向け国債・固定3年を「金利2.07%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。

【半年後にもらえる利息】
・100万円×2.07%×1/2(半年間であるため)=1万350円

実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「2102円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。

したがって、100万円を購入すると、最初の利払い日に受け取る半年分の利息は税引き後で「1万350円-2102円=8248円」となります。

参照:固定3年「第197回債」 財務省

固定3年は、受け取る利息の見通しを立てやすい商品

個人向け国債には、満期が3年の「固定3年」、5年の「固定5年」、10年の「変動10年」があります。

固定3年の特徴は、発行時に決まった利率が満期まで変わらないことです。今回の第197回債なら、年2.07%の利率が3年間続きます。将来の金利の動きに左右されず、受け取る利息の見通しを立てやすい点が魅力です。

購入は最低1万円から、1万円単位で行えます。満期には額面金額が戻り、利息は年2回受け取れます。また、3タイプとも年0.05%の最低金利が設けられています。

「数年後に使う予定があるお金を、それまでは安全性を重視して管理したい」という方にとって、固定3年は候補の1つになるでしょう。

10月募集分の固定3年は、前月より0.11ポイント上昇

固定3年の金利は、2026年9月募集分の年1.96%から、10月募集分では年2.07%へ、0.11ポイント上がりました。

固定5年も、年2.24%から年2.39%へ、0.15ポイント上昇しています。10月募集分では、固定5年のほうが固定3年より0.32ポイント高い金利です。

ただし、固定5年は満期まで5年、固定3年は3年と、運用期間が異なります。金利の高さだけで決めず、お金を使う予定と合わせて比較しましょう。

参照:固定5年「第187回債」 財務省

金利を固定するか、今後の変化に合わせるか

固定3年や固定5年を選ぶと、発行時の利率が満期まで続きます。購入後に市場金利が下がっても利率は変わらない一方、さらに上がった場合も、その上昇は反映されません。

その点、変動10年は、半年ごとに適用利率が見直されます。今後の金利上昇に応じて受け取る利息が増える可能性がありますが、金利が下がれば利息も減ることがあります。

「今の利率で受け取る利息を確定させたい」のか、「今後の金利変化に合わせて運用したい」のか。使う時期と、自分が安心して保有できる条件を整理して選びましょう。

個人向け国債は、銀行や証券会社、ゆうちょ銀行などの取扱金融機関で購入できます。初めて購入する場合は、国債を管理するための口座開設が必要です。必要書類や口座管理手数料の有無も、購入先で確認しておきましょう。

中途換金できるのは、原則として発行から1年後

固定3年を購入しても、必ず3年間保有し続けなければならないわけではありません。発行から1年が経過すれば、原則として1万円単位で、一部または全部を中途換金できます。

その際は、直前2回分の各利子の税引き前相当額に0.79685を掛けた金額が、中途換金調整額として差し引かれます。途中で換金する可能性があるお金は、この仕組みも踏まえて考えましょう。

なお、災害救助法の適用対象となった大規模な自然災害で被害を受けた場合や、保有者本人が亡くなった場合は、1年以内でも特例による中途換金が可能です。必要書類や手続きは、口座を開設している金融機関に確認してください。

参照:個人向け国債の中途換金についてのよくある質問 財務省

使う予定に合わせて、老後資金の置き場所を選ぶ

老後資金を管理するときは、金利とともに「いつ使うお金なのか」を考えることが大切です。日々の生活費や急な出費に備えるお金は手元に残し、当面使わない資金の置き場所として個人向け国債を検討すると、整理しやすいのではないでしょうか。

3年間の利率を固定できる固定3年、より長く固定できる固定5年、金利の変化に対応する変動10年。それぞれの特徴を知り、使う予定と自分の希望に合うものを選びましょう。

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