株式投資の魅力の1つが、保有銘柄から受け取る配当金。All Aboutが募集している「配当金が楽しみな銘柄エピソード」から、2026年9月23日に投稿のあった、愛知県在住65歳男性の配当金エピソードを見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:とも
年齢性別:65歳男性
同居家族構成:本人、妻、子
居住地:愛知県
職業:無職
年収:300万円
現預金:1000万円、リスク資産:1億6000万円
■リスク資産内訳
・ゴールド:8000万円
・日本株:7500万円
・投資信託:500万円
配当金が楽しみな銘柄は稲畑産業
投資歴は「5年」。日本株とゴールドを中心に運用しているというともさん。
配当金を受け取るのが最も楽しみな銘柄は、化学品などを扱う専門商社の稲畑産業<8098>だそうです。
保有株数は「700株」、年間の配当金については「年間約9万円」とのこと。同社の2027年3月期の年間配当は1株143円と、前期の128円から増配となる予想です。
購入のきっかけについて、「定年になって、優待のQUOカードがもらえて配当もあるということで、300株だけ買いました。当時は1500円しなかったのですが、毎年累進配当でどんどん配当も上がりました」と言います。
気に入っている点については、「購入当初より配当がほぼ倍になっているところと、株価が3倍にも上がったこと。NISAが始まり、源泉徴収分を取られないように切り替えようと400株買い増ししましたが、結局配当が上がるので売れずじまい。ある面うれしい誤算です」と話します。
受け取った配当金の使い道について、「今までは家財の更新などに使っていました。ただ年金生活が始まり、思ったほど年金額はあっても、介護保険、健康保険、市民税、固定資産税、自動車税と取られるものが多いことから、娯楽などに残るお金が少ない。だから今後は旅行などの楽しみにも使いたいと思います」と教えてくれました。
「思いがけずかなりの金額がもらえて、心の余裕ができた」
はじめて配当金を受け取った時は、「もともとキャピタルゲイン(株などの売却によって得られる利益)を求めて株を始めたわけではなく、お小遣いのために手堅いところをメインに、退職金の半分を配当利回り3%以上の株に投資したところ、思いがけずかなりの金額がもらえたことで心の余裕ができました」と振り返ります。
保有してよかった点については、「家がすでに築20年を超えてきているので、家電、設備の更新が次から次へとやってくる。昨年まではまだシニアで会社勤めをしていたので生活費はなんとかなりましたが、そういう臨時出費を貯金から崩さなくても配当で賄えたことが大きい。とにかく給湯器、シャワー、トイレ、エアコン、本当によく次から次へと壊れてくれました」と回答。
高配当銘柄を選ぶ際については、「会社の規模と、営業利益と業務内容でしょうか。それが伴わないと配当の増額、累進配当などはできないと思います。PBR(株価純資産倍率)とかROE(自己資本利益率)とかは見ますが、こういった有名株は他のプロがしっかり確認しているので特に心配はしていません」とのことです。
稲畑産業以外では三井住友フィナンシャルグループ<8316>を挙げ、「当時は利率がほとんどない時期でしたから、退職金をどうするかを考え、一番安定している銀行がいいかと購入しました。税引き後でも15万円ぐらいお小遣いがもらえるなら、銀行の定期よりお得と考えました」と話します。
「配当金は生活費ではなく、臨時出費の足しに。また使い道がない時は、高配当株を少しずつ購入する資金にでもしていくつもりです」と語られていました。
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