国債・債券

【2026年9月3日から募集開始】個人向け国債・固定3年を金利1.96%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

2026年9月3日から募集開始した個人向け国債・固定3年(第196回債)の金利は「1.96%」です。もし個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合、最初の利払い日にはいくら受け取れるのかを解説します。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

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2026年9月3日から募集開始した個人向け国債・固定3年(第196回債)の金利は「1.96%」です。今回は、個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合、最初の利払い日にはいくら受け取れるのか、計算してみましょう。

個人向け国債・固定3年を金利1.96%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?※画像:amanaimages
個人向け国債・固定3年を金利1.96%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?※画像:amanaimages

個人向け国債・固定3年を「金利1.96%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。

【半年後にもらえる利息】
・100万円×1.96%×1/2(半年間であるため)=9800円

実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「1990円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。

したがって、100万円を購入すると、最初の利払い日に受け取る半年分の利息は税引き後で「9800円-1990円=7810円」となります。

参照:固定3年「第196回債」 財務省

個人向け国債とはどんな商品か

個人向け国債には、「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3種類があります。

固定3年と固定5年は、発行時に決まった利率が満期まで変わりません。変動10年は、半年ごとに適用利率が見直されます。

どのタイプも、最低金利として年0.05%が保証されています。購入は1万円単位で、満期を迎えると額面金額が戻ります。

例えば、「3年後には使う予定がある」「それまでは安全性を優先してお金を置いておきたい」という場合には、固定3年を候補にできます。

一方、「金利がさらに上がる可能性も考えたい」という場合は、半年ごとに利率が変わる変動10年も選択肢になります。

上昇幅が最も大きいのは固定3年

2026年9月募集分での、個人向け国債の金利は次のようになっています。

・変動10年:年1.95%

・固定5年:年2.24%

・固定3年:年1.96%

8月募集分と比べると、固定3年は年1.71%から1.96%へ0.25ポイント上昇しました。固定5年は2.06%から2.24%へ0.18ポイント、変動10年は1.87%から1.95%へ0.08ポイントの上昇です。

今回、上昇幅が最も大きかったのが固定3年です。

金利上昇局面では、どのタイプを選ぶ?

今回のように金利が上昇しているときは、今の金利水準を固定しておきたいのか、それとも今後の金利上昇を取り込みたいのかで選択が変わります。

前述したとおり、固定3年や固定5年なら、購入時の利率が満期まで変わりません。

一方、変動10年は半年ごとに金利が見直されるため、今後さらに金利が上昇すれば、受け取る利息が増える可能性があります。ただし、どのタイプが一番得になるかを事前に決めることはできません。「このお金をいつ使うのか」「何年くらい使わずに置いておけるのか」を考えたうえで選ぶことが大切です。

個人向け国債は、銀行や郵便局、証券会社など、全国の取扱金融機関で購入できます。財務省によると、2026年8月1日時点で873の金融機関が取り扱っています。

参照:全ての取扱金融機関一覧 財務省

災害や相続では特例による中途換金も

個人向け国債は、発行から1年が経過すれば、1万円単位でいつでも中途換金できます。ただし、直前2回分の各利子(税引前)相当額に0.79685を乗じた金額が中途換金調整額として差し引かれます。

なお1年間の中途換金禁止期間中であっても、大規模災害によって被害を受けた場合、保有者が亡くなった場合(相続)には、特例による中途換金が認められています。

利用する際は、罹災証明書や相続関係を証明する書類などが必要となるため、手続きの詳細は口座を開設している金融機関へ確認しましょう。

参照:個人向け国債の中途換金についてのよくある質問 財務省

まとめ

株式や投資信託など値動きのある商品には不安があるけれど、普通預金より有利な金利で資金を置いておきたい。そんな人にとって、個人向け国債は検討しやすい金融商品の1つです。

退職金や老後資金など、元本割れせず管理できるものを希望するなら、「固定3年」「固定5年」「変動10年」の特徴を確認し、自分に合ったものを選びましょう。

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