2026年8月6日から募集開始した個人向け国債・固定3年(第195回債)の金利は「1.71%」です。今回は、個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合、半年後に受け取る利息はいくらになるのか解説します。

個人向け国債・固定3年を「金利1.71%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?
個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。
【半年後にもらえる利息】
・100万円×1.71%×1/2(半年間であるため)=8550円
実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「1736円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。
そのため、個人向け国債・固定3年を100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「8550円-1736円=6814円」となります。
個人向け国債はどこで買うのがいい?
個人向け国債は、銀行や郵便局、証券会社など、全国の取扱金融機関で購入できます。財務省によると、2026年8月1日時点で873の金融機関が取り扱っています。
購入時の手数料や保有中の管理費用、満期(償還)時の手数料は、どの金融機関を利用してもかかりません。そのため、「どこが一番お得か」というよりも、普段利用している金融機関や、管理しやすい金融機関を選ぶとよいでしょう。
個人向け国債の購入方法はとてもシンプル
個人向け国債の購入方法は難しくありません。
まず、取扱金融機関で口座を開設し、募集期間中に「変動10年」「固定5年」「固定3年」の中から希望する商品を選びます。
・変動10年:償還期限10年。金利は半年ごとに見直され、市場金利に応じて変動します。
・固定5年:償還期限5年。購入時の金利が満期まで変わりません。
・固定3年:償還期限3年。購入時の金利が満期まで変わりません。
購入金額は1万円から1万円単位で指定できるため、少額から始めることも可能です。募集期間終了後の発行日に購入が確定し、その後は半年ごとに利息を受け取れます。満期まで保有することもできますし、必要に応じて途中で換金することも可能です。
中途換金はできる?知っておきたいルール
個人向け国債は、「いつでも自由に解約できる預金」とは異なります。購入後1年間は、原則として中途換金できません。1年を経過すると中途換金は可能になりますが、その際は「直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685」が差し引かれます。
つまり、元本は保証されますが、途中で換金すると受け取れる利息は少なくなるため、「満期まで保有すること」を前提に購入するのが基本です。そのため、生活費や急な出費に備える資金ではなく、当面使う予定のない余裕資金で購入することが大切です。
災害や相続では特例による中途換金も
とはいえ、1年間の中途換金禁止期間中であっても、特例により換金できるケースがあります。
例えば、
・大規模災害によって被害を受けた場合
・保有者が亡くなった場合(相続)
には、特例による中途換金が認められています。
利用する際は、罹災証明書や相続関係を証明する書類などが必要となるため、手続きの詳細は口座を開設している金融機関へ確認しましょう。
まとめ
個人向け国債は、余裕資金で3年・5年・10年と保有することを前提とした金融商品です。一方で、大規模災害で被害を受けた場合や保有者が亡くなった場合には、特例による中途換金制度が設けられています。こうした制度も理解したうえで、生活資金とは分けて計画的に活用するようにしましょう。







