大門峠・大門街道・音無川は武田信玄ゆかりの地
大門街道(国道152号線)の大門峠付近の白樺湖の交差点の道(直進すると蓼科高原・佐久。国道152号(大門街道)へ右折すると茅野市街、中央道方面。左折すると上田方面) |
途中にある大門峠(標高1443m)は、茅野市と小県郡長和町と境、車山東側の鞍部を通る峠である。古の時代、諏訪地方からは上田にあった信濃国府へ通ずる道が、この峠を越えていた。
NHKの大河ドラマ「風林火山」で、武田軍が、東信濃の猛将「村上義清」軍に敗北した上田原の戦い も、越後の上杉謙信との川中島の戦いでも、この峠を越えて軍馬を走らせた戦の道でもあった。
音無川もこの峠の近くを流れ、 川の名前の由来も
川の瀬音と滝の音がうるさかったので、武田信玄が「うるさい、しずまれ」と雷のような大声でどなりつけたら、ピタッとやんだという事らしい。
今でこそ白樺湖の周辺は大観光地となっているが、元々白樺湖は農業用の溜め池として作られたもので、音無川もこの白樺湖から流れ、下流は上川&諏訪湖流れ込む支流である。
信玄の戦道となった直線的な峠道は、外にもあるが、八ヶ岳西麓を北へ三筋のいわゆる「棒道(ぼうみち)」は、池の平で合流し一本になってこの大門峠越えとの道となった。
●名称:音無の湯
●住所:〒391-0301 長野県茅野市北山2977-1
●電話:0266-77-3939(代)・FAX:0266-77-3441
●営業:11:00~21:00(最終受付時間 20:30)・定休:火曜日(通年営業)
●入浴料700円、3才~小学生以下400円
●アクセスガイド:
◆車:中央自動車道諏訪ICより国道152号線経由で蓼科山方面に約15km30分 ◇駐車場:30台(無料)
◆地図:長野県茅野市北山の周辺地図
●泉質:アルカリ性単純泉・源泉の温度52.0度
●効能:神経痛・うちみ・消化器疾患・筋肉痛・疲労回復・冷え性・関節炎
●浴室:男女別露天風呂各1
●泉質:トロン温泉
●効能:神経痛・くじき・冷え性・腰痛・痔疾・しもやけ・肩こり・水虫・疲労回復・うちみなど
●浴室:男女別内湯各1
《関連サイト》:
・信州の風林火山 山本勘助とその舞台
・日帰り温泉でリフレッシュ
・ビーナスラインと高原観光情報|蓼科高原・信州北白樺高原・車山高原ほか
・大門街道の落葉松の黄葉!
・制作:07/06/24