暮らしの歳時記

Q. 節分の日の恵方巻って「子ども時代に食べた記憶がありません。昔はなかった」ですよね?

恵方巻は、いつから節分の定番行事になったのでしょう。もともとは大阪発祥の風習だったものが、全国的に知られるようになったきっかけをご紹介します。※画像:PIXTA

三浦 康子

三浦 康子

暮らしの歳時記 ガイド

和文化研究家、ライフコーディネーター。わかりやすい解説と洒落た提案が支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、ウェブ、講演、商品企画などで活躍中。様々な文化プロジェクトに携わり、子育て世代に「行事育」を提唱している。著書、監修書多数。

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子どものの頃、節分に恵方巻を食べた記憶がありません  ※画像:PIXTA

子どものの頃、節分に恵方巻を食べた記憶がありません  ※画像:PIXTA

節分といえば「豆まき」をする日本の伝統行事として知られますが、現在では「恵方巻を食べる日」というイメージが強い人も増えています。さらに近年では巻き寿司だけでなくロールケーキなどのスイーツも登場し、多様なスタイルで親しまれるようになりましたが、そもそもいつ頃から恵方巻を食べるようになったのでしょう。

Q. 恵方巻はいつから、なぜ流行るようになったのですか?

「子ども時代に恵方巻を食べた記憶がありません。恵方巻はそもそも、いつ頃から、なぜ流行りはじめて定着したのですか?(40代女性・関東甲信越エリア出身)」

A. コンビニの全国展開がきっかけで普及しました

恵方巻が全国的に普及したきっかけには、コンビニエンスストアが関係しています。1980年代にファミリーマートとセブンイレブンが一部地域で販売を開始。1990年代にセブンイレブンが販売エリアを全国に広げたことで知名度が急上昇しました。もともとは大阪を発祥とする風習でしたが、メディアや小売店の参入により、2000年代以降は全国的に認知される節分行事となりました。

節分に恵方巻を食べる理由は、新年の幸せを祈願するためです。節分は立春の前日であり、旧暦では年越しにあたる重要な節目です。そこで、その年の福を司る神様「歳徳神(としとくじん)」がいる方角(恵方)を向き、願い事をしながら無言で巻き寿司を丸かぶりすることで、願いが叶い幸せになれると言い伝えられています。

恵方巻がいつから、なぜ流行るようになったのかについてさらに詳しく知りたい方は、「なぜ節分に恵方巻を食べるの?起源や「誰が流行らせたか」の謎、正しい食べ方まで」をあわせてご覧ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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