国産品は何%?
献立として使っている食材は以下の通りです。
ご飯…茨城産コシヒカリ。
小梅…紀州産小梅を国産の塩と酢でつけた自家製。
卵焼き…埼玉県産の卵、沖縄産きび砂糖、100%国産丸大豆使用の醤油。
チキンナゲット…国産鶏を使用した冷凍食品。小麦粉・パン粉も国産。
ラタトゥイユ…トマト、ナス、にんじん、たまねぎ。にんじん以外は自家製野菜を使用。にんじんは北海道産。
中華風キュウリ…自家製、キュウリを塩でもみ、酢、ごま油、砂糖。
ミニトマト…ベランダ菜園。
おかずの配分は、ご飯5:主菜(チキンナゲット、玉子焼き)2.5:副菜(ラタトゥイユ、キュウリ、ミニトマト)2.5といったところでしょう。
結果としては、使った食材は国産中心になりました。ガイド家は、食の安全を追及している某生協に加入しています。肉や魚、調味料、加工食品は、そこのものを中心に使っているからこその結果です。
米は実家から送ってくるもの、野菜は通っている畑で取れたものと、商店街の小さな店を応援したいので、近所の八百屋さんでも買います。なので、基本的にすべての食材が国産です。仮に加工品のチキンナゲットが輸入100%の冷凍品を使っているなら、2.5の半分の1.25が国産品からはずれます。国産品率87.5%となります。
小学生の自由研究なら、この国産品が何割使っているかを数値化して、日々の推移をまとめ、日本の自給率と比較してみましょう。農林省のサイトには、供給熱量自給率やその推移、品目別自給率などの統計がありますので、その数字を参考にしてください。お子さんに向けた解説もあります。
数値を把握したら、自給率がなぜ下がっているのか、自給率が低いことの何が問題なのか、わが家はそれに比べてどうなのかなどを調べてまとめていくと立派なレポートになりますよ。
もう一歩踏み込んで自給率を考えてみましょう。実は自給率でいうと、このお弁当は100%にはなりません。その理由は次ページで!