献血者と献血を必要としている人を守るための健康チェック
献血ルームには病院の待ち合い室のようなイメージを持っている方が多いかもしれませんね。でも、ご覧の通り、明るく、開放的な雰囲気。 |
献血をするためには、いくつかの条件があります。血液比重やヘモグロビン量の測定などの健康面や、前日の睡眠時間など当日の体調も重要です。4時間以下しか寝てなかったり、「朝から何も食べていません」というような空腹時は献血ができません。二日酔いで頭がボーッとしているようなときももちろんダメ。体調を整えて行きましょう。
これはその血液を必要としている人を守るためでもあり、献血者自身の健康を守るためでもあります。
かくいうガイドは、かつて池袋の献血ルームで、「血液が男性並みに濃い! 献血にとても適しています!」と太鼓判をおされたことがある健康優良女です。しかし、残念ながら、現在は献血ができません。なぜなら、渡英歴があるためです。
過去の海外渡航歴が献血NGの場合も
ここからは、献血された血液の行方を写真で追ってみましょう。まずはこちら。献血された血液は、日本赤十字社の血液センターに運ばれ、血液型や感染症のチェックを受けます。次ページへ→ |
自分が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のリスクを抱えていると指摘されること自体、正直、ビックリですが、薬害エイズやC型肝炎などの例を考えると、たとえ1万分の1の確率でも可能性がある人は避けた方がいいのは確かです。仕方がありません。安全性が確認されると解除されるとのことなので、研究が進むのを待ちましょう。
英国以外の国でもNGの場合もありますので、日本赤十字社のサイトでチェックしてみてください。また、海外からの帰国日(日本に入国した日)当日から4週間以内の方は、全員、献血ができませんので、ご注意くださいね。