献血はいのちを支えるボランティア
春の献血キャンペーンは新垣結衣さんが登場! |
「え? 献血がお得?」と思いますよね。ガイドも思いました。
あれは今年の2月のこと。とある場所でお会いした節約・やりくりの和田ガイドからこんな提案がありました。
「献血って、お得なボランティアですよね。献血をして血液検査の結果をもらえば健康管理ができますし、献血ルームはきれいで開放的なので待ち合わせにも使えそう」
確かに、献血後に血液検査の結果が知らせてもらえたり、献血ルームに様々なサービスが充実しているという話は知っていました。でも、それをお得とか、待ち合わせに使うという発想で考えたことがありませんでした。さすがは、カリスマ節約主婦として人気を誇る和田ガイド。視点が違います。
そう考えると、献血は16歳以上の健康な人なら誰でもできる「いのちを支えるボランティア」であると同時に、献血者にとってもメリットのある「お得感のあるボランティア」なんですよね。もちろん「お得だから行こう」なんて不謹慎なことは決して申しません。申しませんが、そんな話をしたことをきっかけに最近の献血事情を知りたくなり、和田ガイドと共に、献血ルームへと行ってみました。
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日本一献血者が多い献血ルーム
日本赤十字社オリジナルバージョンのキティちゃんバンダナも。ナースキャップの赤十字マークがポイントです |
ただ、こちらは新宿という土地柄、特に若い人が多く訪れるルームなのだそうです。日本全体で見ると、献血者はむしろ減少傾向。1985年の800万人をピークに、現在は500万人を切り、特に10代、20代の献血者が減っているのです。かつては、献血者の中心世代は20代でしたが、最近は、30代、40代が献血の中心層、さらには50代も増加傾向となっています。次世代を担う若者が少ないことが少々気がかりです。
そこで、日本赤十字社では特に若い世代を中心に、もっと多くの人に献血への理解を求め、協力を呼びかける意味で、キャンペーンを行ったり、献血ルームに様々なサービスを取り入れているというわけです。