オブジェが祈願! 商売繁盛
商売繁盛を運んできてくれる宝船も登場しました。幸せを広めることが、この宝船の使命。“庭”に見立てられた各店に点在する鉢植えが宝船の港です。毎朝、人の手を借り、庭から庭へと航海しながら商店街中を回っていきます。彦坂敏昭作・「庭付き商店街」 |
商店街の空き地にたたずむこの男。サラリーマンならぬ「花リーマン」です。思わず足を止め「ええと、どこかでお会いしましたっけ?」と口走ってしまいそうなインパクトがあります。
白濱雅也作・「花リーマンの園」 |
八百屋の店先では、こんな子たち(?)がお出迎え。左のタマネギは、最近開店したちょっとおしゃれなこだわりの八百屋さんの子。そういえば、どことなく洗練されているような……。右のピーマンは地元に古くからある八百屋さんの店先に置かれています。小さな子が通りかかると「ピーマンなんかいやだよ」と怖がるのだそう。「ボクのこと嫌いなの? 寂しいな……」と言ってるようにもみえますね。
白濱雅也作・「タマネギ」と「ピーマン」 |
調子にのってもう1つ! ドールハウス作家の手がけるミニマムな世界。高さ30cmくらいの小さな箱の中に飾られている1つ1つが、緻密に精巧にできています。モデルは大阪のアレですね。色といいデザインといい、もうコテコテ。でも、ここは道頓堀ではありません。
川島葉子作・「元気な商店街in深川~第3弾!!!」@みやげものたかはし |
「それじゃ、どこ?」
「そもそも、なんで、商店街に現代アートが飾られているの?」
そう思いますよね。
その答えは、次ページへ!