ボランティア探しは地域からスタートが、基本の“き”
ボランティアフェアなどのイベントにはボランティア探しのヒントがいっぱい。(グローバルフェスタJAPAN2005にて) |
でも、具体的に「行動したい」「定期的に活動したい」と思ったら、住んでいる地域や、通うのが苦痛ではない範囲しないとなかなか長続きしません。ボランティアをするには、まずは地元の情報を集めることが基本の“き”なのです。具体的にはこんな方法がおすすめです。
●“ボラセン”にいってみよう
“ボラセン”とは、地域のボランティアセンターのこと。ボラセンと独立させずに、社協(社会福祉協議会)がその役割を担っているところもあります。市区町村単位と、都道府県単位であり、どちらにも様々な情報が蓄積されています。地元にどんな活動があるかを探すのなら、まずは市区町村のボラセンに相談してみましょう。わからない場合は市区町村の役所に問い合わせてみてください。都道府県のボラセンに問い合わせても市区町村のボラセン情報を得てもいいでしょう。ボラセンや、社協にはボランティアの相談窓口があり、ボランティア・コーディネーターと呼ばれる専門のスタッフが対応してくれます。
●役所の広報誌を活用しよう
意外にお役立ちなのが、役所が発行する広報誌です。地域のボランティア募集情報やイベント情報が掲載されています。また、ボランティアセンターが専門の情報誌を発行している自治体もあります。
●ボランティア入門講座や研修会にいってみよう
ボランティアセンターや、各NPOやNGOでは、ボランティアに興味のある人を対象にした入門講座やボランティア研修会が頻繁に開かれています。多くは平日の夜か週末の昼間に開かれていますので、1度のぞいてみるといいでしょう。
●講座やイベントに参加してみよう
ボランティアを広め、また活動をPRしたり、交流を目的としたさまざまな講座やイベントが、ボランティアセンターやボランティアグループや市民活動団体などの主催で、各地で開催されています。平日の夜や土日に開かれることが多いので、時間があったらぜひ参加してみましょう。
●キャンプやスタディーツアーに参加してみよう
障害をもつ人との交流を深めるためのキャンプや体験学習や、国内や海外におけるさまざまな支援の取り組みをじかに視察し、学習するためのスタディーツアーも開催されています。夏休みなどまとまった休みの取れる時期を中心に予定が組まれていますので、ひと味違った休暇の過ごし方としておすすめです。
【関連サイト】
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