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私立小学校講演会「暁星小学校」編(2ページ目)

キリスト教精神に基づく男子校で、「鍛える教育」「精神性と社会性」を掲げユニークな教育を実施している暁星小学校。今回は、暁星小学校の校長先生のお話を紹介する。

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド

今の時代に必要な子育てとは?

ともだち
友達と協同作業ができるかが通過のポイント
今の子どもは過保護・過干渉で育てられる子が多い。それでは上手く行かない。

■やる気のある子どもに育てる
ことが大事で、それには次のことを心がける必要がある。

・心を鍛える…何事にも挑戦し、失敗を恐れない
・身体を鍛える…よく遊び、よく歩く
・頭を鍛える…なぜだろう?疑問と好奇心を持つ

それに加えて、しつけも大切。

■鍛えるの意味…鉄は熱いうちに打て。吸収力旺盛な時に知的能力も社会力も生活力もしっかり教え、しつけ、身につける。そして何を鍛えるか。現代は転ばぬ先の杖が多すぎる。親が子どもの代わりにやらない。自分でして、失敗体験を積むことが大事。

■生活が教育する…毎日の生活や遊びが教育するのだ。だから遊び時間を削ってはならない。また経験が教育するという側面がある。特に自然体験を多くさせよう。

■生活態度に注意する。…挨拶、ルールを守る、「ごめん」が言える、みんなの物を大切にする、協同作業ができるように育てる。

そのためには「するようにはなるが、言うようにはならない」という言葉の通り、親が手本を示す。生活が子どもを教育するのだということを忘れずに。

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