「家の子は算数が苦手で」とおっしゃるお母さん方が多く見受けられます。今の学校のカリキュラムでは計算練習の時間が少なく、黙っていては中学入試に必要な「計算の処理能力」が身に付かないのが一因です。

基礎的な四則演算はできるお子さんが、処理能力を一段上げるのに最適な練習が虫食い算です。計算の仕組みをきっちり理解しているかどうかを知るのにも適した問題と言えます。

虫食い算とはご存じの方も多いでしょうが次のようなものです。

上記の計算で○の中に入る数字を求めます。虫食い算の何がいいかというと、

1.条件を整理し推理をしながら当てはめ計算するので、論理的考え方が身に付く。

2.沢山の問題を試行錯誤を繰り返しながら計算に取り組むと、数に対するセンスが育つ。また検算の大切さも知ることができる。

3.四則演算が自由自在に使えるようになる。

というようなことが挙げられます。

色々なパターンに遭遇している内に、正しい答えがぱっと見えるようになることでしょう。例えば上の例では4の段九九で一桁目が0になるのは5しかないということが、パッと思いつくようになります。

このような「数に対するセンス」は中学入試問題はもとより、中学入学後の代数でも役に立ちます。できれば小学校低学年の内に取り組み、できるようになってしまいたいものです。

虫食い算は以下の順に取り組むのがよいでしょう。
ステップ1 虫食い足し算
ステップ2 虫食いかけ算
ステップ3 虫食い割り算
お子さんの学年に合わせてステップを上げていくと効果的です。ただし割り算の虫食い算は中学入試でも使われることもあり、低学年で解けなければいけないものではありません。

問題の答え
314x15または324x15


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