英語/英語学習アーカイブ

最新の「えいご漬け」話すトレーニング(3ページ目)

「えいご漬け」のソフトでおなじみのプラト(株)から、今度は話す訓練に特化したソフト「えいご漬け バリンガシステム」が出ました。2008年7月11日、一般発売スタートです。いち早く検証してみました。

執筆者:川本 佐奈恵

英語の文章の組み立て方がよくわかる

えいご漬けバリンガシステム
Who's the consultant in Washington? という質問が流れ、Ben and Kate are consultants in Washington. と答える場面。日本語の意味も出すことができます。
今までありそうでなかった、話すためのトレーニングソフト、画期的だといってもいいでしょう。テキストがないのも新鮮です。音に集中しなければいけないので英語の耳を育てることもできます。中学校や高校のコンピュタールームに置いてあったらいいなと思うソフトです。

大人の英語学習者で文の組み立て方、文法に自信がなく最初から英語をおさらいしてみたい人が使うとさらにいいでしょう。一旦英語を学んだことのある大人が使うと、今までとは違ったアプローチで英語が覚えらるうえに、ある程度頭の中に入っている文法事項を整理することができます。文章の組み立て方、語順もよく理解できます。

何週間か使ったあと、自分で英語を話すときに「えいご漬け バリンガシステム」の画面に出てきた絵カードや be動詞、前置詞のマークが脳裏に浮かんでくるので苦笑いしてしまいました。どうやら目から入ってくる視覚情報と脳の記憶がうまく結びつく仕組みになっているようですよ。

それもそのはず、Balinguaの企画者 René Bastin氏 は、言語教育の場で40年の経歴があり、このバリンガ学習法は言語学と認識科学の数年の研究結果。過去40年間言語教育に携わってきた経験の総まとめになるんだそうです。

コンピューターの音声認識度が少し甘く、多少単語が違っていても最初の出だしの音さえ合っていればグリーンのマークが付いてしまったり、別の音にも反応してしまったりする場合もありますが、これがかえってユーザーにはプレッシャーがかからなくていいのかもしれません。なかなかGoサインが出ないのではストレスが溜まってしまいますから。

ゆくゆくはこの音声認識を初心者用と上級者用に分け、きちんと発音しないとクリアできないコースも作るとおもしろいかなと思いました。とにかく「英語を口から出す」、この訓練にはバツグンです。



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