英語雑誌として学習者から高い評価を得ているアエラ・イングリッシュが今月で創刊2周年をむかえました。その人気の秘密を探りに朝日新聞社、アエラ・イングリッシュの編集部におじゃましてきました。対応してくださったのは、福山栄子副編集長と編集部の奥村稔氏です。
英語への入り口がたくさん用意されている AERA English
創刊 2周年をむかえた英語雑誌 AERA English |
さて、AERA English の魅力って何でしょうね? それは、英語への入り口がたくさん用意されているということです。英語界の第一線で活躍している人のインタビューあり、英語達人から学ぶ学習のポイントあり。趣味の映画の話あり、芸能人の話題あり。TORIC受験の秘技あり。隣の芝生が気になる人には、他の人がどうやって英語を学んでいるのかなどの情報もあります。紙の質や雑誌のサイズも手になじみやすく、ペラペラとめくっているだけで、英語への憧れ、モチベーションが高まります。
英語への入り口をたくさん用意しているので上手に活用して英語へのモチベーションを高めて欲しいと語る福山栄子副編集長 |
「ダミアンのグローバル・ビジネス・レポート」は、今をときめく外資系の企業めぐり。外資系の会社で英語を使って働きたいと思っている人には憧れの情報ですね。「ミシュラン極上の旅」では英文記事が読めます。aspara.asahi.com にいくと、この記事の日本語版が読めるそうですので、英語で読んだあと、どうしてもわからない部分や自分の理解力を確かめるために web を利用するといいですね。「世界の大使館めぐり」では、コミュニケーションのプロである大使館の方から人との係わり方を学ぶことができます。言語って究極のところ、人と人とをつなぐ道具ですものね。
英語雑誌の中に自分を入れ込んで英語が話せる自分を想像する
AERA English を読んでいると不思議と英語をやる気がモリモリと沸いてくるんです。どんな英語雑誌を手にするときもそうですが、読むときのポイントがひとつあります。それは、自分をその物語の中に入れ込んでしまうということです。自分がその環境の中にいて英語を使って生活している姿をいつも想像しましょう。英語を使って大企業で働いている自分、英語を流暢に話し世界を駆け巡っている自分を想像するのです。そしていつかは、そうなるぞ! と強く強く念じるのです。その気持ちこそがあなたの英語学習意欲を高め持続する力となります。英語雑誌はそのために利用するのです。
さて、今回の取材で、AERA English が英語学習者にとって魅力的な雑誌になっている 秘密 がひとつ裏に隠されていることがわかりました。それは編集部の中にありました。さて、何でしょうねぇ~? 次のページへ