前回 に引き続き第 69回四大学英語劇大会の模様をお伝えしております。英語という軸を通して、若者たちが夢中になり熱中して劇を作り上げています。2005年、日本一に輝いたのは……

強いぞ立教!二年連続グランドプライズ獲得!!

四大英語劇大会
GP二連覇を成し遂げた立教プロダクション
昨年に引き続き、今年も立教プロダクションがグランドプライズを獲得しました。強い!立教!今回は、その強さの秘密に迫ってみました。

立教は観客の心を掴むのが実に見事です。ドタバタの喜劇を演じましたが、呼吸と間合いの取り方は完璧でディレテクターの腕が優れていたことがうかがい知れます。劇が終った直後の観客の反応 ―― 「あぁ~、おもしろかった!私、英語はよくわからないんだけれど、それでも笑えたし、楽しかったねぇ~。」 との声があちらこちらから聞こえてきました。ディレクターは小柄な女性ですが、どこからそんなパワーが出たのでしょう。受賞直後にマイクを向けると、「OBのおかげなんです。皆さんに取らせていただきました。」 と実に謙虚です。

四大英語劇大会
舞台で受賞の喜びと人々への感謝を述べる中根ステージマネージャー
この謙虚さも立教の素晴らしいところ、強みのひとつかもしれません。受賞のあいさつをした中根ステージマネージャーの言葉が印象的でした。「ここに至るまでに、人と人との出会いがたくさんありました。出会いが増えれば増えるほど人間として成長し、大きくなって、今日をむかえることができました。四大を通して人との出会いを大切にしようと思えるようになりました。僕がこの壇上で今あいさつできるのは、そこにいる立教のみんなのおかげです。そして、もちろん他大学の皆さん、この大会を運営してくださった四大役員の皆さま、審査してくださったジャッジの皆さま、指導してくださったOBの皆さま、すべての人に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。」

四大英語劇大会
見事なセット美しい照明で会場を魅了した
人と人との出会いが人間を大きくさせる ―― いい響きですね。まさしく語学を学ぶ人にとっては大事なことかもしれません。英語が使えると人との出会いも広がります。そこから得られるものは、はかりしれないものがあるでしょう。

受賞後にマイクを向けると立教のどの学生も 「GPが二年連続で取れたのは、みんながあきらめなかったからです。そしてかかわってくださった皆さんのおかげです。特にOBにはとても感謝しています。」 という言葉が返ってくるのです。このOBとのパイプの太さも立教の強さのひとつといえましょう。

四大英語劇大会
搬出を115分以内に終え成功を喜ぶ瞬間の立教プロダクション
GP(グランド・プライズ)という総合賞をとるためにどんなに学生たちが力をあわせ、この日に向けて練習を積んできたのか、想像を絶するものがあります。舞台の上にたつキャストはもちろんのこと、大道具、小道具、音響、照明、衣装、化粧など、ひとりひとりがそれぞれの力を発揮したからこそ獲得できたGP。一見表舞台では目に見えない彼らの頑張りが、舞台を支え、華やかなものにしてきたのは言うまでもありません。彼らひとりひとりが大切な主役の一人なのです。会場に来ていた観客はそのことを十分に承知で、惜しみない拍手を送っていました。



英語を練習するときは感情を込めて、素直な気持ちも上達を早める

ただせりふを述べるだけでなく、そこに魂を入れる、心を入れるから観客に響く英語となるのです。ここに英語学習の段階で必要なヒントが隠されています。

英語を練習するときは、役になりきって感情を込めて練習する。

これはとても大切な学習方法です。この部分がなければ、ただの棒読みになってしまいます。いざ自分の気持ちを相手に伝えようとしたときに通じない英語になってしまいます。気持ちを込めて英語を口から出してみる。この練習方法、イタダキですよ。

それから素直な心で学習に取り組むのも英語上達の近道になります。発音があまりよくないと人に言われたら、どうしたら自分の英語がナチュラルになるのか学ぶ姿勢を示すことも大切です。時々、「日本人なんだから発音はどうだっていい、それよりも話す中身のほうが大事だ!」 という人も見受けられます。

確かに話す内容は大切です。ただカッコよくしゃべればいいというものではありません。中身がなければ言いたいことも言えません。内容の充実に加え、相手に伝わりやすい英語にするためには、ある程度の発音矯正も必要と考えます。大人になってから発音なんて直らないよ、とお思いですか?いいえ、大人になってからでも十分に発音は良くなるのですよ。正しい音を聴いて繰り返し練習する。口の形を変えてみる、顔の今まで使わなかった筋肉を使ってみる、などが必要になってきますが、それはまた別の記事で取り上げてみましょう。


それでは、会場にいらしていた お客様の声 を少しご紹介させていただきましょう。