『タイム・トゥ・ラブ』
10年ぶりにリリースされた新アルバム『タイム・トゥ・ラブ』
洋楽を通じて英語を学ぶのは効果的ですね。英語を学ぶために洋楽を聴くというより、洋楽を聴いているうちに英語を学びたくなった人が多いと思います。歌詞カードとにらめっこしながら英語の歌詞を覚えているうちに、時代に合った、生きた英語が自然に身についているという経験をした人もいるのではないでしょうか。最近 スティーヴィー・ワンダー が、ニュー・アルバム 『タイム・トゥ・ラヴ』 のプロモーションのため来日しました。都内で行われた記者会見におじゃまして、All About の読者にメッセージを預かってまいりました。

『タイム・トゥ・ラヴ』 の視聴は こちら


洋楽から学ぶ英語

スティーヴィー・ワンダー
愛娘アイシャと共に登場したスティヴィー・ワンダー
洋楽を聴いて英語を口ずさみ、そこから英語を好きになっていく。いいですねぇ~。実際に、そうやって英語の世界にのめり込み、英会話をマスターしていった人も多いはずです。歌から入り、英語を話すようになった人に見られる、ある特徴があります。発音がとてもいいことです。まず、耳から入っていること。音と音のつながりを忠実に再現していること。リズムやイントネーションの取り方がうまい。などの要因が考えられます。

さて、スティーヴィー・ワンダーは今までコンサートでは何度も来日していますが、アルバムのプロモーションのための来日は、今回が初めてなんだそうです。All About を代表して質問してまいりましたので、どうぞご一緒に会見の模様をお楽しみください。

ガイド:今回リリースされた 『タイム・トゥ・ラヴ』 は、「戦争や事件ばかりの今こそ、愛が必要だ」 ということで作られたアルバムだと聞いています。戦争や事故で苦しんでいる人、又はハンディキャップを背負って自分の生きる道を模索している人たちがこの世の中には大勢いますが、そういった人たちに、このアルバムを通して一番伝えたいメッセージは何でしょうか?そのような道に迷っている人たちに何かアドバイスがあればお願い致します。


授かった才能を人類のために世界のために使う

スティーヴィー・ワンダー
「一致団結して素晴らしい世の中を」と語るスティーヴィー
スティーヴィー・ワンダー:ある意味では、人は誰でも苦しんでいるんだよね。でも、心ある人間であれば、苦しんでいる人の気持ちもわかる。世界では今、戦争やテロが行われている。以前よりも苦しみや憎しみが世の中には増えているのではないかという人もいるけれど、少なくとも僕の知っている人々は純粋で人を傷つけたり落とし入れたりはしない。僕らの生命は、人生をより良いものにしていくために与えられたものだ。

人種や宗教は関係なく、一致団結して、恵まれていない人に手を差し伸べたり、苦しんでいる人を助けてあげたりして、住みやすい世の中にしていかなければいけない。世の科学者や医師などといった才能を持った人たちは、その与えられた才能を存分に発揮し、世の中を良くするために使って欲しい。地球にある資源は、環境をよくするために使われるべきだ。そうしたら、もっと素晴らしい世界になっていくよ。

このコメントのあとで、会場からは拍手が沸き起こっていました。


スティーヴィーの歌で英語を学ぼう

このメッセージを、英語を学ぶ私たち当てはめてみませんか?才能のあるものは、弱きものに手を差し伸べる。つまり、英語上級者は、自分のたどってきた軌跡を初級者に示し、引き上げてあげる手伝いをしたら英語学習はもっと変わったものになります。英語の伸び悩みに苦しんでいる人がいたら、励ましてあげようではありませんか。時にはやる気を失ったり、道を見失ったりすることもあるでしょう。でも、信じて前へ歩む限り、必ず英語は進歩します。あきらめることなく、希望を持って英語学習に取り組みませんか?

かなり、こじつけでしょうか?でも、もし、スティーヴィー・ワンダーに 「英語を学んで、その伸び悩みに苦しんでいる人に声をかけてあげてください。」 とお願いしたら、きっと同じ答えが返ってくるのではないでしょうか?そして、きっと彼は最後に、こう付け加えるはずです。「僕の歌を聴きなよ。そして、音楽からそのリズム、感性を磨くんだ。きっと君の英語の上達の手助けをするはずさ。」 なぁ~んてね!


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