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どうですか?持っているものの重さや持っている格好などが想像できたでしょうか?翻訳家というのは、このように言葉の裏側に隠されたものまでをも把握しているんですね。
こう考えると英語って本当に奥が深いです。知れば知るほど、楽しくなってきませんか?
ロジャー・パルバース先生は、英語学習者にむけて、こんなアドバイスもくださいましたよ。
背景を知ると英語がうまくなる
言葉の意味を知るだけが語学の上達ではありません。風土や習慣までをも知る必要があります。例えば、人に謝るとき、日本人は少し後ずさりしませんか?おっかなびっくり様子を伺うようにする・・・。 アメリカ人は後ずさりしないんです。むしろ、一歩前進して、相手に軽く触れたりもするんです。
話すとき相手の顔を見ないのも英語の世界では失礼にあたります。きちんと相手の目をみましょう。
こんなふうに少しずつでいいですから、習慣やしぐさも真似すると、あなたの英語も一段上にいくでしょう。映画や劇をこんな視点から注意深く見ると、また別の楽しみが増えます。
語学は時間がかかるもの
語学を習得するには、とにかく時間がかかります。強い意志を持って途中で負けないようにしましょう。「覚えては忘れる、忘れては覚える。」 この繰り返しがあとで生きてきます。相手から質問をされたら、質問を繰り返すという方法もあるのを覚えておいてください。What do YOU think? と、You の部分を強調して言うのです。
それから読書はあなたの英語力を助けますよ。いい文学作品をたくさん読みましょう。文学はちょっと苦手という人であれば、自分の趣味の分野から入ると読書もそんなに苦にはなりません。好きなこと、興味のある事柄を英語で知ろうとするのです。
とにかく、手と目と口を使って、身体で覚えるのです。コンプレックスを捨て、必ずできるようになると信じましょう。
<編集後記>
日本をとても愛しているロジャーさん。日本語の他にロシア語、ポーランド語もお話になります。気さくで人を引き付ける魅力を持ち、とてもなごやかな雰囲気のセミナーでした。多くの方が「ロジャー流語学習得法」に取り付かれたことでしょう。ベストセラー『ほんとうの英語がわかる 51の処方箋』や、『キュート・デビルの魔法の英語』他、たくさんの著書をお持ちです。また、小泉首相の文化アドバイザーとしてもご活躍です。
ロジャーさんご自身のことについて、さらに英語の学習法についてもっと知りたい方は、target="_blank">英語タウン クロスカルチャーカフェ へどうぞ。
DHCでは語学を学ぶ人のためのオンラインショップ target="_blank">『De★Study Cafe』 をオープンしました。お立ち寄りください。
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to carry something, especially something heavy or awkward | ||
運ぶ、背負う、携える、携帯する | ||
to carry or pull something with effort or difficulty because it is heavy | ||
強く引く、引きずる、苦労して運ぶ | ||
to pull something heavy slowly and with difficulty | ||
(強く)引っ張る、引きずる、(荷物を)運ぶ 重いものを引きずって運ぶ感じがあるが、引きずる場合にしか使えない drag とは違って、持ち上げて運ぶ場合にも使える。また、この動詞には長い距離を運んでいくというニュアンスがある。 | ||
to move yourself or an object with effort and difficulty | ||
(面倒・厄介なものを)運ぶ、持ち歩く、引きずる | ||
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