英語/英語学習アーカイブ

『英会話8秒エクササイズ』で会話力アップ(3ページ目)

英語をうまくなりたかったら、やはり、しゃべる訓練が必要です。元NHKTV講座『はじめよう英会話』の講師が日本人英語学習者に向けて、アウトプットに的を絞った良い教材を出しています。

執筆者:川本 佐奈恵

補足説明をするクセをつけよう

例えば、何か英語を話して、それが相手に通じなかったとします。日本人は一文が通じないと、そればかりを繰り返す傾向にありますよね。例えば、

I'm from Ehime.
(私は愛媛県出身です。)

これが通じないと、あわてて、「Ehime、えひめ、エ・ヒ・メ」と言ってみたり、「prefecture(県)」という単語が必要だったかな?などと混乱してしまいます。でも、落ち着いて! 補足説明をするクセをつければ、何も問題ないことなんですよ。

It's in Japan. I'm from a small town in Ehime. It's in the south. It's on an island.
(日本にあります。愛媛県の小さな町出身なんです。南のほう。ホラ!島の中。)

スティーブ・ソレイシィさん
子供に話しかけるときは簡単な言葉を選ぶでしょ
小さな子に向かって話をするときは、「愛媛県ですよ、え・ひ・め・け・ん」と言っても通じないでしょ? 「愛媛、ホラ、南のほう、地図の下のほう、島があるでしょ。おばあちゃんの住んでるところ」なんて補足説明をするはずですよね。

あるいは、子供がいない人はおじいちゃん、おばあちゃんに話しかけるのを想像してみてください。たとえば、携帯電話の説明をするときに、「ドコモの電話、ドコモの電話だよ、ドコモ、ド・コ・モ!」って言っても通じませんよね。でも、「携帯だよ、家にいなくても電話できるやつ、持ち運びできる電話」などと言えばどうですか?

日本語だったらこんなに補足説明できるじゃないですか。英語でも同じように考えればいいのです。

>>難しく考えない、完璧を求めない>>
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