年収250万円で資産500万円。29歳派遣・契約社員男性がオルカンに月3万円を1年間積み立てたら？

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

29歳・年収250万円派遣・契約社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は兵庫県に住む29歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人のみ

■金融資産
年収：250万円
金融資産：現預金400万円、リスク資産100万円

■リスク資産の内訳
・投資信託：100万円

■積立投資実績（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／NISA：2023年から

2023年から全世界株式（オール・カントリー）に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は「月3万円」。現在の運用実績は「元本約40万円→運用益込約50万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「約1年間積立したうち、日によってプラスになる日もあれば、マイナスになる日もあったが、半年くらい過ぎたタイミングで評価額が基本的には5％以上プラスになるようになった」と投稿者。

さらに「積立投資を始めたことで、節約や貯金を意識して、余剰資金を投資に回す習慣ができ、新NISAが始まってからも積立投資を続けて合計資産500万円（現金含む）に達することができた」と説明されています。

29歳・年収250万円派遣・契約社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？

積立投資を始めてよかった点として、「固定費の見直しや変動費の削減など節約や貯金を意識するようになった」とコメント。

投資を始めて間もないころは、「評価額がマイナスになっているときに投資を続けるのが苦しかった」ものの、「長期保有したほうが資産が増えやすい傾向にあるため、最低10年以上は保有し続けること」を心に決めてこれまで続けることができたと言います。

新NISAについては、「つみたて投資枠では優良な投資信託、成長投資枠では個別株やETFで攻めの姿勢で投資しています」と語られていました。

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