定年・退職のお金

定年後、貧乏に歯止めがかからなくなる4つの支出とは?

会社を退職した後、年金を受け取り始めたとしても、現役時代の6~7割の収入となる人が多いのではないでしょうか。そのような状況下、今までと同じ生活を続けていると、貧乏に向かってまっしぐらになるかもしれません。そうならないために、意識的に減らす支出を知っておきましょう。

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

おひとりさまのお金の貯め方・使い方、老後を自分らしく暮らすためのアドバイスをします。また、一生涯、ペットと共生するための情報、開運術をお届けします。

プロフィール詳細執筆記事一覧

会社を退職した後、年金を受け取り始めたとしても、現役時代の6~7割の収入となる人が多いのではないでしょうか。そのような状況下で今までどおりの生活を続けていると、貧乏に向かってまっしぐらになるかもしれません。今回は、会社を退職したら意識的に減らしたい支出をご紹介します。

定年後に貧乏が加速する4つの支出とは?
定年後に貧乏まっしぐらに?4つの支出とは?

貧乏に歯止めがかからなくなる支出1:自動車関連の費用

自動車を持っていると、ローンの返済のほか、駐車場代、自動車保険料、自動車税、車検代、メンテナンス費用、ガソリン代といった維持費もかかります。

使用頻度が少ないにもかかわらず、複数台所有しているのであれば、無駄なコストが発生し続けることになります。まずは、1台に絞るようにしましょう。その際、低燃費のコンパクトカー、もしくは軽自動車などのランニングコストが抑えられる車を残すようにしましょう。

貧乏に歯止めがかからなくなる支出2:医療費

年齢を重ねるほど通院や入院の機会は増え、医療費は家計の中でも無視できない支出になっていきます。

厚生労働省「令和5年度 国民医療費の概況」によると、1人あたりの年間国民医療費は次のように、年齢とともに大きく増加しています。

・65歳未満:約22万円

・65歳以上:約80万円

・75歳以上:約95万円

75歳以上の医療費は65歳未満の約4.3倍に達しており、後期高齢期に入ると負担が急増する実態がうかがえます。高血圧や糖尿病などの慢性疾患による定期的な通院や服薬に加え、心疾患や骨折などで入院治療が必要になるリスクが高まることも背景にあります。

また、同調査による医療費の内訳は以下の通りです。

・入院医療費:約37.1%

・入院外(外来・通院)医療費:約34.7%

・薬局調剤医療費(薬代):約17.6%

入院や手術といった大きな出費だけでなく、外来・通院費と薬代を合わせた「日々の継続的な支出」が全体の半分以上(52.3%)を占めています。医療費は一度きりではなく、長期間にわたって家計をじわじわと圧迫しやすい支出といえます。

将来の医療費負担を少しでも抑えるためには、自治体の健康診断などを活用して自分の健康状態を定期的に確認することが大切です。また、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動を続け、筋力や心肺機能を維持することは、健康寿命を延ばすだけでなく、結果として家計の負担軽減にもつながるでしょう。

貧乏に歯止めがかからなくなる支出3:衝動買いによる浪費

どんな人でも「欲しい」だけで衝動買いをしてしまう経験はあるはずです。それなりの収入がある現役時代は、衝動買いによる浪費をしても毎月の収入の中でのやり繰りが可能です。しかし、定年後は、そうはいかないかもしれません。年金収入が少なければ、貯蓄を切り崩して補てんすることになってしまいます。少しの補てんでも、続けていれば貯蓄がみるみる減っていき貧乏が加速します。

衝動買いしないように、「あらかじめおこづかいを用意して、予算の範囲内で買う」「欲しいと思ってもすぐ購入せず、必ず時間を置く」などルールを決めましょう。

貧乏に歯止めがかからなくなる支出4:子どもや孫への援助費

子どもや孫がいると、結婚、出産、進学、卒業、お誕生日、クリスマスなどのイベントが多くなります。子どもや孫の成長は楽しみではありますが、いつも援助していると、家計のバランスを崩すことになってしまうかもしれません。老後資金に余力があれば上限なしでもよいですが、あまり余力がないのであれば「年間○○円まで」というように予算を決めてしまいましょう。

【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2026/6/30まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます