簡単! 本場の英国式スコーン
本場英国のスコーンを再現しました! ご家庭にある材料で失敗なし、簡単にできる英国式スコーンのレシピです。クロテッドクリームとストロベリージャムを挟んだスコーンとミルクティーの組み合わせである「クリームティー」はアフタヌーンティーの定番メニュー。英国で簡単にできるホームメイドのお菓子と言えばスコーンです。外はサクッと、中はしっとり、焼き立て熱々のスコーンをぜひお楽しみください。
英国式スコーンの材料(5cmの丸型スコーン15個分)
英国式スコーンの作り方・手順
英国式スコーンの作り方
1:ボールに粉類を入れ、混ぜる
ボールに薄力粉、強力粉、砂糖、ベーキングパウダーを入れ、全体が均一になるように泡立て器で混ぜます。
2:バターを加え、切り混ぜる
1cm角に切ったバターを粉類に加え、バターが米粒大になるまで、粉をまぶしながら、カードでバターを切り刻みます。
カードが自宅にない場合は、硬いヘラなどで代用してください。3:バターを手ですりつぶす
バターを粉類と合わせながら手ですり潰すようにし、粉チーズ状になるまで、手早く全体を混ぜます。
4:牛乳を加え、まとまる
牛乳を加え、ゴムべらでざっと混ぜたら、手でひとまとめにします。
5:まとめた生地を2等分し、重ねる
ひとまとめにした生地を2等分して重ね、再びまとめて、平たく4cm程度の厚さにすることを2回繰り返します。
6:ラップで包んで休ませる
4cm程度の厚さの長方形に伸ばし、乾燥しないようにラップで包み、冷蔵庫で生地を1時間程度(時間外)寝かせます。これで型抜きがしやすくなります。寝かせる時間がない場合は、このまま生地を伸ばして型抜きをすることも可能です。
7:生地を型で抜く
打ち粉をした台の上で2cm厚さに生地を伸ばし、直径5cmの丸型(菊型)で型抜きをします。一度抜いたら、側面が膨らむように、できるだけ触らないようにします。残った生地は再度まとめて伸ばし、型抜きをします。
8:200℃のオーブンで焼く
予熱しておいた200℃のオーブンで約12分焼きます。焼き時間はオーブンによっても違うので調整してください。スコーンにこんがりした焼き色がついて、腹割れしてきたら、焼き上がりです。焼きすぎると、中のしっとり感が失われるので注意してください。
ガイドのワンポイントアドバイス
英国の粉の食感に近づけるために薄力粉と強力粉を半々に混ぜていますが、強力粉がない場合は薄力粉200gでも作れます。また英国のお菓子にはショートブレッドなど有塩バターを使い、塩味が隠し味になっているものがあります。スコーンも通常は有塩バターを使いますが、無塩バターで作る時は塩をひとつまみ加えましょう。型抜きした状態や焼き上がった状態でも冷凍保存が可能です。型抜きした状態で冷凍する場合は十分に解凍してからオーブンで焼くか、焼き時間を15分など長めに設定することを忘れずに。焼き立ての英国式、本場の味わいのスコーンをぜひお試しください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。