暮らしのマナー

渡してはいけない!育ちがバレるNG「帰省土産」3選【マナー講師が解説】

2023年も残すところあと少し。コロナ禍以降、久しぶりに義実家への帰省を考えている人もいるのではないでしょうか。義両親をガッカリさせないように「渡してはいけないNG手土産」を確認しておきましょう。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

2023年も残すところあと数日。年末年始には帰省を考えている人もいるかもしれません。ただ、手土産や新幹線のチケットを準備したり、たまにしか会わない親戚と長時間一緒に過ごしたり……何かと気が重いという声も。All About 暮らしのマナーガイドの諏内えみが“帰省ストレス”を軽くするコツを紹介します。
 

久しぶりの帰省、手土産に迷う……

義実家へ持って行く手土産、何にしたらいいか迷う……

義実家へ持って行く手土産、何にしたらいいか迷う……

【今回のお悩み】
コロナ禍以降、久しぶりにこの年末に義実家へ帰省する予定なのですが、手土産を何にしたらいいか悩んでいます。渡してはいけないものはありますか?
 

渡してはいけない“NG手土産”3つ

【回答】
この年末年始、義理の実家への手土産に悩む人は多いようです。「あら~こんな物持ってきたの……?」と思われないよう、渡してはいけない“NG手土産”について確認しておきましょう。

1:生菓子
久しぶりに帰って来る夫婦のために、義両親はおいしい生菓子を用意しているかもしれません。賞味期限が当日中のケーキや和菓子の手土産は新鮮でうれしい反面、「どっちを出そうかしら。両方は多すぎるし……」とガッカリさせてしまうことも。食べ物は多少日持ちするものを選ぶ、または、あらかじめ伝えておくのが賢明です。

2:履物・敷物
「お寒くなってきたので」と、暖かいセーターやマフラー、ひざ掛けなどの手土産は思いやりが感じられてうれしいものですが、注意したいのは履物や敷物。“足で踏みつける”という意味で目上の方に贈るのはタブーとされています。室内履きや靴下、また、ラグマットなどは関係性を考えてから差し上げるようにしましょう。

3:健康上の理由で食べられないもの
塩分や糖分、アルコールを控えている、かたい物は食べられない。〇〇はドクターストップがかかっている……など、義両親の最近の体調を把握していないと、せっかく持って行ってもムダになってしまうこともあります。帰省の日程を相談する際にさりげなくお聞きしておくといいでしょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます