定年・退職のお金

老後のお金の不安を感じたら?お金の貯まる行動と考え方の実践を

節約を意識する、家計簿をつけることが習慣化していなくても、今日からお金の貯まる行動・考え方を実践すれば、今よりもずっと貯蓄が増え、老後の不安も和らぎます。

舟本 美子

執筆者:舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド

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節約を意識する、家計簿をつけるなどは、習慣化している人にとって苦にならなくても、今まで意識してこなかったという人には「面倒だな……」と感じるかもしれません。そんな方でも、お金の貯まる行動・考え方を実践すれば、今よりもずっと貯蓄が増え、老後の不安も和らぎます。
お金の不安を感じたら、どんな行動、考え方をすればよいの?

お金の不安を感じたら、どんな行動、考え方をすればよいの?

無理せずお金を貯める行動・考え方1:先取り貯蓄をする

先取り貯蓄とは、毎月の給与をもらったらすぐに手取りの20~30%を目安に貯蓄し、残った金額でやりくりする方法です。この方法であれば、給料をもらうと同時に貯蓄ができています。月末まで、お金を残すことを考えず、残りを心置きなくお金を使うことができます。これから老後生活に入る人にとっては、予算内で支出をやりくりする習慣がつくというメリットもあります。

無理せずお金を貯める行動・考え方2:ものを買うときは自分軸にあったもの

日々、欲しくもないもの、他人の目線を気にしてお金を使ってしまうことはありませんか?
たとえば、「お店ですすめられたから」「他人に素敵だねと言われたい」「流行しているから」などは、自分が欲しい訳ではないけど、誰かに認められるため、誰かに自分をよく見せるための買い物です。

他人からの目線を意識して散財すれば、自分が本当に欲しいもの、必要だと思うものを買うことができません。自分軸にあった買い物をしましょう。

無理せずお金を貯める行動・考え方3:衝動買いを抑えるためのルール化

どんな人でも「欲しい」と思って衝動買いをしてしまったという経験はあるはずです。人間は感情の生き物なので、衝動買いをしてしまうのは仕方がないことです。しかし、極力減らすための工夫を習慣に取り入れましょう。

たとえば、買い物に行くときはリスト化して、それ以外のものは買わない。ネットでの買い物は、ポイントが多くつくときだけしかしないなどのルール化すれば、着実に衝動買いが減ります。欲しいと思ったものをすぐ購入しても、時間を置いたら「何で欲しかったの?」と思うものです。冷静な判断が下せるような工夫をしましょう。

我慢せずにお金を貯める行動・考え方4:少額の支出に注意

毎日、習慣でコンビニやカフェに行くという人は、少額のお金をコンスタントに使っており、積もり積もって大きな出費になっているかもしれません。

コンビニやカフェは、季節商品や限定品が並んでおり、人を飽きさせない工夫が随所に施されています。つい寄ってしまうというのもうなずけます。

金額が小さいといっても、毎日、行くほどのものでしょうか? やめてしまえば、もっとお金が貯まるかもしれません。もっと価値のあるものを買えるかもしれません。コンビニやカフェに行くことが習慣化している人は「一週間やめてみる」「1カ月の予算を2000円に決める」など制限を設けましょう。

我慢せずにお金を貯める行動・考え方5:部屋の片づけをする

部屋が雑然としているという人は、部屋の中にある不用品を処分してスッキリさせましょう。「捨てるのはもったいない」と思う人がいるかもしれません。

しかし、本当に使うものなら、とっくに使っているはずです。いつか使おうと思っているものは、おそらく今後も使わずそのままになる可能性が高いといえます。そのような「死蔵品」は、さっさと整理してしまいましょう。自分がしてきた膨大な無駄遣いに気づき、次回からは同じ失敗を繰り返すことがなくなるでしょう。
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