はじめてバラを栽培するときにかかるお金はいくら?
定年後の趣味としてバラ栽培はおすすめです。バラの品種は数万種類あるといわれています。見た目や香りが好みの「推しバラ」を選べる楽しさがあります。ところが「バラって、世話するのにお金がかかりそう……」と躊躇する方もいるかもしれません。今回は、はじめてバラを育てるときにかかるお金を解説します。100円均一ショップとホームセンターでバラ栽培のアイテムをそろえることができます。
はじめてバラを育てるとき1:100円均一で調達できるもの
バラを育てるときに100円均一ショップで購入できる道具もあります。以下のようなものは手に入れておきましょう。・園芸用の剪定ばさみ
枝の剪定に使います。
・スコップ
バラ苗を植木鉢に植え替えるときに使います。
・ジョーロ
日々の水やりのときに必要です。
・計量器
バラの世話ではこまめに消毒をしたり、水に液肥を混ぜて与えたりします。消毒の薬剤や液体肥料を希釈するときのために計量器があると便利です。
はじめてバラを育てるとき2:ホームセンターで調達できるもの
ホームセンターでは以下のようなものを購入しておきましょう。・手袋 革の手袋「400~500円ほど」ゴム製や布製の手袋「100~200円ほど」
鋭いトゲがついたバラの場合は、植え替え・剪定・枝の誘引をするときのために革手袋を準備しましょう。一方、トゲが少ないバラであれば、ゴム製や布製の手袋でも大丈夫です。
・植木鉢 8号~10号サイズ「500~1000円ほど」
バラ苗を鉢に植え替えるときは、2まわりほど大きくて深さのあるバラ専用の鉢を選びましょう。どの鉢を選ぶかは、店舗の方に相談すると、詳しく教えてもらえます。
・バラ培養土 バラ培養土5~10リットルのものは「600~1000円ほど」
バラ培養土は、植木鉢のサイズに応じて選びます。8号サイズの植木鉢には、約5リットル、10号サイズであれば、8.5リットルの土が必要です。
・バラ肥料大きめのお徳用サイズ「1000~1500円ほど」
キレイなバラを咲かせるために、年に何回か肥料を与えます。
・バラの消毒液 原液タイプ「500~700円×3=1500~2100円ほど」
バラの病気を防ぐには、消毒が欠かせません。1種類だけだと、消毒しても死なない菌(耐性菌)が発生します。そうならないために3種類ほどの消毒液をローテーションで使用します。成分の異なる消毒液になっているかは、店舗の方に確認しましょう。
・バラ苗 四季咲き・木立(ブッシュ)の品種「800~2000円」
最初から難易度が高いものを選び枯らしてしまうと、掛けたお金がムダになってしまいます。はじめてバラを育てるときは、「四季咲き」で樹形が「木立(ブッシュ)」のものを選ぶようにしましょう。四季咲きは、春、夏、秋に咲くタイプのバラです。何回も花が咲くので、楽しく世話できます。樹形が木立(ブッシュ)であれば、まっすぐに伸びるので、扱いが楽です。
まとめ・トータルで約5000~1万円が目安です
はじめてバラを育てる場合、100円均一でそろえる園芸用品は約400円。ホームセンターでそろえるものはバラの苗を含め約5000~8000円。トータルで約5000~1万円が目安です。美しく咲いたバラは、切り花にしても楽しめますし、人にあげたりしても喜ばれます。定年後の家での過ごし方に彩を添えてくれるでしょう。
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