文章 : 大崎 百紀(All About「エステ・スパ」旧ガイド) |
イメージしていたクリニックではなく、とても家庭的な雰囲気に驚き! |
地下鉄日比谷線の恵比寿駅からは徒歩2分、1階にローソンがある、恵比寿公園の向いにあるビルの6階に『代官山皮膚科形成外科』がある。看板がなければ通り過ぎてしまいそう…エレベーターで6階にあがると、小さな受付と待合室が目に入った。代官山にあるクリニックということで、ゴージャスでただっぴろい空間をイメージしていたが、ここはとても家庭的なクリニックだった。
レーザーでセルライト退治
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院長の伊藤嘉恭先生が、私に優しくセルライトのできる仕組みを教えてくれた。 |
ここに私が出向いたワケは、
「痛みをまったく伴わずして、セルライトが除去できるトリートメントがある」と聞いたから。リンパマッサージ三昧の私でも、やっぱりダイエット効果のあるマシンは、気になる。大好きなマシン、「エンダモロジー」も時には痛みで飛び上がることもある。「痛くないマシンがあるのなら受けてみようか」と、代官山ショッピングの帰りにぶらりと寄ってみた。
脂肪細胞の周りを包むコラーゲン層がスカスカになってしまうから、老廃物が溜まりやすくなってしまう、その老廃物がいわゆる「セルライト」。男性はこのコラーゲン層の密度が濃いので老廃物は溜まりにくい。もっと詳しくいえば、男性と女性とでは脂肪細胞を支えるコラーゲンやエラスチンの結合組織に違いがある。なので、にっくき「脂肪」は男女共につくけれど、「セルライト」は女性の方につきやすく、やせている人にも存在する。そして、食事や運動ではなかなか減らせない…というわけ。
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ここで施術を受ける。 |
そこで登場するのが、微弱のダイオードレーザーを連続照射&バキュームするトリートメント「L.C.R(Laser Cellulite Removal)」。バキュームと書くと、掃除機のような強い吸引力を想像してしまうかもしれないけれど、実はソフト。
イタリアのDEKA社の「トロフィックス」という名のレーザーマシンと、「ベータエクセルXe-10」という光が出るマシンを二つ使う。この「トロフィックス」の照射部分の中央が吸引するようになっていて、ここから多少のつまみ程度の刺激を与えてくれる。マッサージ的な効果が期待できるのだ。