■心が温まる丁寧なカウンセリング

担当してくれたアロマセラピストの米山さん。すごく丁寧で、物腰が上品!
ここのスパは、ホテル直営。外部のエステサロンが入っているわけではないので、スパのメニューはとてもオーソドックス。フェイシャルもボディーも割りと一般的なメニュー。ただ、タラソのボディパックやハワイアントリートメント(ロミロミ)などがあるのは、海に近い場所にあるホテルだからなのかしら。タラソ系のトリートメントにはタラソパックやヘッドトリートメントやタラソバスが組み合わさったパッケージもあった。これにも興味深かった。

が、今日は、『アロマフルボディートリートメント』(100分/18,900円)にトライ!カウンセリングで「どうぞ」と出されたノルウェーのミネラルウォーター『VOSS』のボトルのデザインに感動して、「持って帰っていいですか!」と聞くと、どうぞどうぞとニッコリ笑って返してくれた(今も自宅にあるがとてもキレイなデザインですよ、これは)。カウンセリングで一人に1本サービスしているのだとか。太っ腹!

温かみのあるトリートメントルーム
トリートメント前のカウンセリングは、念入り。ホテルの中のスパで初心者が多いということもあるのか。なんとも長過ぎるぐらい…その時間20分。ここまでしっかりクライアントの体調などを聞いてくれると、高齢者とか体調に不安がある人でも、無理のないトリートメントが受けられて安心だろう。

使用するフレーバーライフのエッセンシャルオイルの中から、私はローズマリーとローズを選んだ。キャリアオイルは、ホホバオイル。カウンセリングが済んで、案内された部屋に入って、わぁっとまた感動。

ここは、リゾート感覚を味わえるスパ。国内にありながらサービスは海外の一流ホテルに負けず劣らず。こんな部屋のもてなしの工夫などはとても温かくて、体のねじが緩んでくる。このトリートメントルームは比較的照明が暗めだった(トリートメントが始まるともっともっと暗くなった!)のも心地良かった。

ソフトタッチのトリートメントだが、しっかりと癒してくれる
トリートメントの手技は極めてソフト。「もっと強くしてください」と言ったが、強くしてもまだまだ弱め。最初は物足りないなぁと思ったが、圧が広く温かい掌で優しくずっと流すように体に触れてもらっているうちになんだかとっても体中の力が抜けるように気持ち良くなってきて、結局眠ってしまったよう。普段トリートメント中で寝るなんてことあんまりないのに、この暗い照明のせいか、米山さんの掌がとっても温かいからなのか。最後に仰向けになって両脚を流した後に、足裏を優しく解してもらっている時に、「あれ、もう足?」なんて目覚めてから気付いてしまった。ずっと脚をやっていたそうで…。知らなかった。ずいぶん長いこと寝ちゃったんだな。

デコルテマッサージの時、ローズの香りがほのかに香って贅沢な気持ちになった。ローズは確か1滴しか調合していなかったはず。それなのにこんなに香るなんて。香りで癒された部分が大きい。今日はローズを選んで良かった!

施術後のローズヒップティーは、スーッとカラダに浸透してくれそう
トリートメントが終わると、廊下を挟んだ向かいにある更衣室に行くのさえもしんどくて、体が重くて、眠いし、体を抱えるように移動した。

ここの廊下は広くて明るくて、パッと目が覚めるよう。着替えを終えて廊下の中のソファにぐったりと座り込むと、冷たいローズヒップティが出された。甘めがお好みの人には、とガムシロップ付き。トリートメントの後こそ、甘いものが欲しいから、ガムシロップがあって良かった。このローズヒップティはとても酸っぱかった…


■カロリー控えめ!『アクアフェ』でヘルシーランチ

次に私が移動したのは…待ってました!スパの隣にある『アクアフェ』。

栄養バランスばっちりのクワトロプレート
このカフェは、プールサイドレストランと言われているが、実際はプールフロアからはらせん階段でつながっていて、半分が水着着用のまま入れる「ウェットフロア」に、残りが「ドライフロア」になっている。店内からは、階下のプールで泳ぐ人たちや、屋外のプール(こちらは温泉水)に漂う人たちが見える。あぁ早く泳ぎに行きたいな。でもお腹がすいてるから、ランチを食べようっと。

ほぼ月ベースで替わるという、「クワトロプレート」。これは四種のおかずやデザートが低カロリーで栄養バランス良く1プレートに盛られたもので、今月は「韓国風クワトロプレート」だった。2310円なり。海の幸をふんだんに使っていて、ビビンバのご飯も五穀米だった。デザートの梅のコンポートが気に入って(この辺りは梅の産地なの?)帰りに下のショップで梅のゼリーを買って帰った。


■バーデゾーンを体験!

ドイツのカラカラ浴場をモチーフにした、バーデゾーン
お腹も心も満たされたところで、プールに下りることにした。ドイツのカラカラ浴場をモチーフにしたという造りは、天井高も高く、全面ガラス張りで「豪華!」の一言。屋内から屋外へつながる温泉水のプールや入り口横にある、打たせ湯や、流れるプールなど、本当にカラカラ浴場によく似ている。ついでに言うと、着替えるスペースとロッカールームを2ステップに分けているロッカースペースの造りまでもが似ている。

それにしても温泉に浸かりながら、山が目の前というロケーションは、やっぱり最高です。プールで泳いだり歩いたり、ドライやスチームサウナに入ったりもしたけれど、私が一番気に入ったスペースは、屋外の温泉水のプールとジャグジー。そこにずっとぷかぷかと浮かんでは、デッキチェアに移動して、新鮮な空気を吸っては休憩。草木の匂いが風に乗って届き、海を見渡す。今日は曇っていたので空と海の境界線がなく、ただッ広い空が目の前に存在感を大きくしているみたいだった。

青空に吸い込まれそうな屋外スペース
ここでドリンクのオーダーができれば最高なのに、それは無理だった。唯一残念だったのは、ここのデッキチェアで座りながら瞑想をしたり、ただボーっとしようとしたのに、隣に座ったカップルがずっと携帯で話したり、携帯の着信音を大きく鳴らしては、キャッキャッと騒いでいたこと。この景観を味わい、温泉に浸かり、心からリラックスしたいと思う人がそばにいることを、何も考えていないかのように。これには残念だったなぁ。

『ここはやっぱり海外のスパじゃないんだよな』を実感した一瞬だった。悲しかった。どうか皆さん。ああいうところで携帯電話を使用するのだけは、やめてくださいね。きっといつかそういうことをすることこそが恥じだと気付く時が来るのでしょうか…