1.2.
~こんな感じ~ |
■癒しのトレンドは西洋から東洋へ 「生命の科学」とも言われているアーユルヴェーダ。前回「アーユルヴェーダ入門」でもご紹介した通りその歴史は3000年近くにもなります。 世界中にストレスが蔓延している今、欧米で見直されている東洋の文化・古代から受け継がれている数々の療法。米国で一大ムーブメントとなっている日本の「禅=ZEN」などは皆さんもご存知ですね。 世界のトップスパ/エステと呼ばれる施設のメニューにもインドの「Ayurveda=アーユルヴェーダ」をはじめ、日本の「指圧=SHIATSU」「霊気=REIKI」など大人気なんです。癒しのトレンドは今「東洋」なのです。 ■アーユルヴェーダは自分で出来る治療法 エステサロンやリラクゼーションサロンでもよく見かけるようになったアーユルヴェーダは、「インド式エステ」とも紹介されることもあります。 本来は、健康の維持、増進を目的とする古代のインド伝統医学なのです。 ■本格的アーユルヴェーダ 今回は本格的なアーユルヴェーダの施術が受けられるクリニックをご紹介します!
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3000年の歴史!さぞかし歴史を感じるクリニックと思いきやコンクリート打放しのモダンな建物は、都内の閑静な住宅街にありました。 建物の壁にはインドの象徴でもあるゾウのデザイン。古代医療とモダン建築?期待感は深まるばかりです。 クリニックの扉を開けるととても快く迎えてくれたスタッフの方に診療室に通されます。まさにここは治療院。普段はエステサロンばかり取材をしている私もいつもとは違う緊張感が・・・ ←ハタイ・クリニック |
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■日本アーユルヴェーダ界の権威 診療室の奥からにこやかに出迎えてくださったのが、日本アーユルヴェーダの権威「幡井 勉(ハタイ ベン)」院長。優しさの中にも先駆者としての風格が漂います。 日本アーユルヴェーダの権威、治療の先駆者的な存在でもあり、東洋伝承医学研究所の所長でもある先生の経歴を少しご紹介します! ■幡井先生の経歴 西洋の解剖学を専攻しながら東洋の中医学やこのアーユルヴェーダに注目。大阪帝国大学医学部を卒業。医学博士。東邦大学教授を経て、同大名誉教授。解剖学を専攻する傍ら、中医学やインド医学(アーユルヴェーダ)に注目。日本におけるアーユルヴェーダ研究及び治療の先駆者。
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■アーユルヴェーダでストレスケア 棚に陳列された数々のハーブ、漢方、生薬。見慣れない治療機器、とても衛生的に並べられています。 本格的な診療風景とは反対に、アーユルヴェーダ初体験の私たちにもとてもなごやかに進むカウンセリング。 普段の生活環境や食事、睡眠などを中心にアーユルヴェーダの理論を説明していただきました。 ここハタイ・クリニックではアーユルヴェーダの脈診・問診で診断。アビヤンガなどのマッサージ治療は1ヶ月先まで予約がとれない程の人気です。 この治療は、ストレス・不眠などのメンタル面にも効果が大きくまさに「現代女性の駆け込み寺」のよう。 ■こんな症状が最近増えている 患者さんと言われると何か大げさになってしまいそうですが、ここはクリニックなのでここを訪れる方はみなさん患者さんなのです。 最近多い患者さんの傾向としては仕事についている女性が多いこと、その症状として、 ●自律神経失調症 ●不眠 が多いとのことです。仕事を持ってるキャリア系Olだけでなく、家庭を持ってる主婦の方も。ストレスは職場だけでなく家庭内にもあるのが原因。 働く女性は、職場での人間関係やコンピューターによる眼精疲労や肩腰の痛み、空調からくる冷えなどが不眠などの症状を起こしているそう。また主婦は子供の教育や夫婦関係なども原因のひとつなのだそうです。 |
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